宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2018/ 2/19 13:52 更新 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュース以降に更に上昇して、 夜には600km/秒に達し、現在までこの状態が続いています。 磁場強度は、8nTから5nTに少し下がっていますが、 平均的な強さを保っています。 太陽風磁場の南北成分は、 比較的南寄りの傾向が続いています。 磁気圏の活動も高まった状態が続いていて、 AE指数のグラフでは、 500nT前後の活動が度々発生しています。 今日もノルウェー・トロムソの 全天カメラのオーロラを紹介します。 世界時19日1時前後の動画で、 AE指数では500nTの中規模の変化が起きた頃です。 オーロラの波が次々と空を横切って行きます。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 今回の高速風をもたらしたコロナホールは、 太陽の西の端に達し、細長い領域が中心へ伸びている状況です。 このため、高速風はピークを迎えていると思われます。 27日周期の図の前周期とは変化の様子が変わっているので、 今後どの様に推移するのか、 DSCOVR衛星のデータに注目して下さい。 太陽は、無黒点です。 X線グラフも変化はなく、とても穏やかです。 ノルウェーのトロムソで全天カメラにより撮影された、世界時19日0時半〜2時のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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