宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:51)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/22 06:46 C1.4
05:11 C1.5
02:38 C3.0
8/21 12:05 C5.9
04:16 C9.4
8/20 16:45 C2.9
13:22 C1.8
10:35 M1.2
06:28 C7.0
00:35 C1.4

黒点  8/22 (NOAA)
磁場 フレア
2671 18 βγ C7
2672 5 β M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:45 629 -1.4
-2 h 581 -1.5
-4 h 578 -5.6
-6 h 578 -2.3
-8 h 596 +1.2
-10 h 547 -2.5
-12 h 564 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^3
8/22 0.4 1x10^5
8/21 0.5 8x10^4
8/20 0.5 2x10^4
8/19 0.4 5x10^3
8/18 0.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 8/17 11:11 2671黒点群は昨日より大きくなっています。高速太陽風が近づいている可能性があります。
2017/ 8/18 07:45 高速太陽風が到来し、激しい磁気圏の活動も発生しています。
2017/ 8/19 13:42 600km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も強まっています。
2017/ 8/20 14:29 太陽風は750km/秒に速度が高まっています。M1の中規模フレアが発生しました。
2017/ 8/21 14:05 Cクラスフレアの発生が続いています。高速太陽風の速度は下がり始めています。
最新のニュース

2017/ 8/22 15:51 更新
太陽風の速度が再び高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、一旦、550km/秒まで下がりましたが、
今朝になると、580km/秒へ再び高まり、
更に、最新のデータは650km/秒へ上昇しています。

速度の高まりとともに、磁場強度も10nTへ高まりました。
現在は5nTと平均的な値に戻っています。

太陽風磁場の南北成分は、
磁場が強まった後は南寄りになっています。
速度が高いこともあって、磁気圏の活動は強まって、
AE指数は1700nTに達する激しい変化も発生しています。

現在は磁場の強まりは一段落していますが、
速度がかなり高まっているため、
磁場の南寄りの変化が続けば、
磁気圏の活動も活発に続くでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では
コロナホールは西に去り、地球への影響は弱まる頃です。
現在の高速太陽風がどのように推移するか注目してください。


太陽は、2671黒点群と2672黒点群の姿が目立っています。
フレアの活動は減っていて、C3.0、C1.5、C1.5と、
小さいCクラスのフレアが発生した程度で、
X線グラフの変化も弱くなっています。

黒点群の活動度は、このまま下がっていくのでしょうか。
あるいは、一休みして再び高まるのでしょうか。




世界時8月21日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時8月22日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。