宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:44)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/19 08:54 C2.8
7/18 17:18 C1.7
09:31 C2.1
7/17 12:16 C2.3
02:48 C1.2

黒点  7/19 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 597 -0.8
-2 h 614 +0.5
-4 h 607 +0.4
-6 h 593 -0.0
-8 h 602 +0.0
-10 h 616 +0.5
-12 h 609 +1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^3
7/19 0.5 2x10^4
7/18 0.5 4x10^4
7/17 0.5 7x10^3
7/16 5.6 1x10^3
7/15 22.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 7/14 09:56 太陽の西の端でC8.4の小規模フレアが発生しています。
2017/ 7/15 09:03 2665黒点群でM2.4の中規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。
2017/ 7/16 09:11 2665黒点群でCクラスフレアが続いています。
2017/ 7/17 10:09 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動を強めました。速度は560km/秒に高まっています。
2017/ 7/18 14:19 高速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2017/ 7/19 12:44 更新
太陽風の速度は600km/秒に高まっています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

2665黒点群は、C1.7、C1.1、C2.8など、
小規模フレアを活発に起こしながら、
太陽の西の端に沈んで行きました。
その活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。
沈んだ後のフレアの規模は、この値より大きかった可能性があります。

2665黒点群が見えなくなった後、新しい黒点は現れず、
太陽は無黒点になっています。


太陽風は、昨夕、18日18時(世界時18日9時)に、
530km/秒から630km/秒へ再び速度が上昇しています。
現在も、600km/秒付近を細かく上下しています。
磁場強度は3nTに下がって、やや弱い値になっています。

磁場の南北成分は、0nTからやや北寄りに推移しています。
このため、磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数のグラフは変化が見られなくなっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球の中央部にコロナホールが大きく広がっています。
現在は太陽風の乱れが続いていて、今後の変化が予想しにくいですが、
このコロナホールの影響が続いて、
太陽風の速度は高まった状態が続くかもしれません。




西へ沈んで行く2665黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時7月18日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時7月19日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。