宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:36)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/25 --- ---
5/24 --- ---
5/23 --- ---

黒点  5/25 (NOAA)
磁場 フレア
2659 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 435 +0.2
-2 h 433 +0.8
-4 h 434 +0.5
-6 h 443 -0.6
-8 h 452 -0.7
-10 h 452 -0.8
-12 h 474 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
5/25 0.4 3x10^4
5/24 0.4 3x10^4
5/23 0.4 6x10^4
5/22 0.4 5x10^4
5/21 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 5/20 09:30 600km/秒に達する高速太陽風が到来しています。
2017/ 5/21 13:05 太陽風の速度は700km/秒まで高まりました。磁気圏の活動も強まっています。
2017/ 5/22 12:42 高速太陽風は560km/秒へ下がっています。磁気圏はやや活動的です。
2017/ 5/23 12:50 570km/秒の高速太陽風が続いています。オーストラリアのオーロラをどうぞ。
2017/ 5/24 14:59 弱いCMEが発生しました。太陽風は500km/秒の高速風が続いています。
最新のニュース

2017/ 5/25 13:36 更新
高速の太陽風は終わり、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

昨日の夜に、太陽風の速度は500km/秒を割り、
現在は440km/秒まで下がっています。
高速太陽風は終わったようです。
27日周期の図を見ると、前周期とほぼ同じタイミングです。

太陽風の磁場強度は、3nTとやや弱まった状態で安定しています。
南北成分は、弱い南向きから、
次第に0nT付近で変化するように変わっています。
速度が下がってきたこともあり、
磁気圏の活動は次第に静かになっています。

この後、昨日お知らせしたCMEの影響がやって来る可能性がありますが、
SDO衛星AIA193の写真ではコロナホールは特に見られず、
前周期の変化を参考にすると、
太陽風は二週間以上にわたって、穏やかな状態が続きそうです。


太陽は目立った活動はなく、静穏です。


放射線帯の高エネルギー電子は、
10,000を超えて高まっていますが、
高速太陽風が終わったので、次第に減少していくでしょう。




世界時5月24日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


世界時5月25日のAE指数(速報値)。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。