宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/11/19 11:59 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒台を割って、 330km/秒に下がっています。 低速の風に変わっています。 一方、磁場強度は、4nTと平均的な値で安定しています。 太陽風磁場の南北成分は、 弱い北寄りの傾向が続いています。 このため、磁気圏は穏やかで、 AE指数のグラフは、ほとんど変化が見られません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球中高緯度域のコロナホールの右端が、 太陽の中央線にちょうど達しています。 やや緯度は高めですが、 3日後くらいから太陽風に影響がやって来る可能性があります。 太陽は、2つの黒点群がかろうじて見えている程度です。 X線グラフは変化がなく、穏やかな状態が続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、減少が続き、 GOES15(青線)も10,000を割っています。 19日中に高専内のLANが回復して、 最新情報の更新も再開できる予定です。 夕方くらいまでお待ち下さい。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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