宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 8/11 12:03 更新 600km/秒の高速太陽風は続いています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後、650km/秒へ上がりました。 今日にかけて少し下がっていますが、 現在も600km/秒と高い速度を保っています。 太陽風の磁場強度は、5nT付近で安定しています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 南寄りになっています。 速度が高いことと重なって、 磁気圏の活動は活発に続いているようです。 AE指数では、500nT前後の変化が続き、 1000nTに達する激しい活動も、3回ほど発生しています。 今日は、SDO衛星AIA193の写真が更新されています。 これによると、コロナホールは西側に通り過ぎていて、 太陽風は次第に落ち着いて行きそうです。 27日周期の前周期のように、 3日くらいで高速の太陽風は終わるかもしれません。 太陽は、Bクラスの小さいフレアが起きている程度で、 比較的穏やかです。 2574群の隣りに新しい黒点が出現しています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 昨日よりも少し増加しています。 太陽風の高まりが影響したようです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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