宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:03)
一昨日、C8.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/11 --- ---
8/10 --- ---
8/ 9 17:47 C2.5
09:33 C8.9
05:13 C1.7

黒点  8/11 (NOAA)
磁場 フレア
2571 5 β C2
2574 6 β C9
2575 1 α ---
2576 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:48 606 +0.3
-2 h 620 -3.1
-4 h 620 -0.8
-6 h 628 -1.2
-8 h 617 -2.1
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^4
8/11 0.3 3x10^4
8/10 0.4 1x10^4
8/ 9 0.4 2x10^4
8/ 8 0.4 3x10^4
8/ 7 0.3 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 8/ 6 12:20 太陽風は650km/秒の高速風になっています。磁気圏も活動的です。
2016/ 8/ 7 10:41 高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2016/ 8/ 8 13:05 太陽でM1.3の中規模フレアが発生しました。
2016/ 8/ 9 15:13 太陽の東端に黒点群が4つ現れています。高速の太陽風は続いています。
2016/ 8/10 12:21 太陽風の速度は、600km/秒に上がっています。
最新のニュース

2016/ 8/11 12:03 更新
600km/秒の高速太陽風は続いています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュースの後、650km/秒へ上がりました。
今日にかけて少し下がっていますが、
現在も600km/秒と高い速度を保っています。
太陽風の磁場強度は、5nT付近で安定しています。

磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、
南寄りになっています。
速度が高いことと重なって、
磁気圏の活動は活発に続いているようです。

AE指数では、500nT前後の変化が続き、
1000nTに達する激しい活動も、3回ほど発生しています。

今日は、SDO衛星AIA193の写真が更新されています。
これによると、コロナホールは西側に通り過ぎていて、
太陽風は次第に落ち着いて行きそうです。
27日周期の前周期のように、
3日くらいで高速の太陽風は終わるかもしれません。


太陽は、Bクラスの小さいフレアが起きている程度で、
比較的穏やかです。

2574群の隣りに新しい黒点が出現しています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
昨日よりも少し増加しています。
太陽風の高まりが影響したようです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。