宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 5/23 14:24 更新 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。 担当 篠原 高速の太陽風は、 昨日の600km/秒付近が最高速度だったようで、 今日に入った頃から少しずつ下がり始め、 現在は550km/秒程度になっています。 磁場強度も、6nTから4nTへ下がっていて、 高速風領域の後半に入っているようです。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 南寄りになったときに、AE指数はやや高くなっていますが、 全体としてはAE指数のグラフは変化が少なく、 磁気圏は穏やかな状態です。 27日周期の図では、前周期の太陽風は次第に速度を下げて、 穏やかに推移しています。 今回も同様の変化をしそうです。 太陽は、大きな姿をした2546群が目立っていますが、 この他に黒点は見られず、 X線グラフの変化も少なくなっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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