宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 3/22 06:00 更新 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、昨日のニュースの直後に、 7nTと少し高まっていた磁場強度が、5nTへ下がり、 以降、5nTから少し下がったり、戻ったりする、 小刻みな変化をしています。 速度は、420km/秒から400km/秒へ少し下がっていますが、 目立つ変化ではありません。 太陽風は、全体としては穏やかに推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、 昨日のような目立った変化はなくなり、 0nT付近で小さく南北に振れています。 このため、磁気圏の活動は弱まって、 AE指数は、時々、小規模の変化が発生する程度になっています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールはだいぶ西に進んでいますが、 太陽風に変化は見られません。 影響が来ないまま通り過ぎていくのでしょうか。 太陽は、X線グラフに変化はなく、 穏やかな状態が続いています。 黒点も、中央部に2524群が見ているだけです。 先ほどパリに着きました。こちらは22時です。 空港の中での印象ですが、特に寒くはないようです。 これからモンペリエという町に向かうのですが、 乗り継ぎの飛行機が、いきなり2時間遅れとのことで、 出発は24時頃となりそうで、頭を抱えています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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