宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 3/14 13:09 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は静穏です。
2016/ 3/15 12:21 600km/秒に達する高速太陽風が到来しました。磁気圏の活動も高まっています。
2016/ 3/16 12:23 500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も活発です。
2016/ 3/17 12:41 高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2016/ 3/18 12:09 太陽風の速度は下がりつつあります。フィンランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/ 3/19 13:00 更新
太陽風は平均的な状態です。太陽は静かです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒まで下がったところで安定しています。
磁場強度は、6〜7nTの値が続いています。
太陽風は、平均的な状態で落ち着いています。

太陽風磁場の南北成分は、南向きの傾向が続いています。
このため、磁気圏の活動は活発な状態が続いていて、。
AE指数は、500nT程度の中規模の変化が、
ほぼ1日中続いています。

図の中の最後の高まりにあたる、
世界時18日22時頃のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
雲越しで、カメラにもくもりが残っていて、
撮影条件はよくありませんが、
空全体をオーロラがにぎやかに飾っています。
このカメラの撮影も、もうすぐ終わりを迎えます。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球の大きいコロナホールが、太陽の中央部に見えています。
今後は、この領域による太陽風の高まりに注目してください。


太陽は、X線グラフに小さな変化が見られる程度で、
静かな状態が続いています。




昨夕より、臨時サーバーで運用を行っています。
このため、最新データなどの表示を停止しています。
回復の作業ができるのは、22日以降になります。



ノルウェー・トロムソで、世界時18日22時頃に全天カメラで撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工:宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。