宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2016/ 3/11 14:28 更新 太陽風は低速ですが、磁場が南寄りのため磁気圏の活動が続いています。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、昨日のニュースの後に5nTへ少し上がり、 そのまま安定していました。 そして、先ほどより、磁場は8nTへさらに強まりを見せています。 コロナホールの影響がやってきたのか、一時的な変化なのか、 引き続き注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、弱い南寄りが続いています。 このため、磁気圏では弱い活動が続いているようです。 AE指数のグラフは、200〜500nTの小規模の変化が、 連続的に発生しています。 この中の、世界時10日20〜22時のオーロラの様子を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 薄雲を通しての撮影ですが、オーロラが何度も明るく輝いています。 この後、磁場が強まって、南向きに大きく振れると、 磁気圏の活動はより高まります。 ACE衛星のデータとともに、ライブカメラにも注目してください。 太陽は、Cクラスに達する活動は起きていません。 東橋の2519群も、静かです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |