宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:28)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/11 --- ---
3/10 --- ---
3/ 9 21:26 C3.3

黒点  3/11 (NOAA)
磁場 フレア
2511 2 α ---
2512 1 α ---
2513 1 α ---
2518 5 β ---
2519 2 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:17 338 -1.3
-2 h 319 -3.2
-4 h 327 -4.1
-6 h 325 -4.3
-8 h 332 -2.5
-10 h 339 -2.4
-12 h 329 -2.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -1 -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
3/11 0.3 1x10^4
3/10 0.5 1x10^4
3/ 9 0.6 1x10^4
3/ 8 0.3 5x10^3
3/ 7 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 3/ 6 14:38 太陽風は低速ですが、磁場強度が高まっています。太陽は穏やかです。
2016/ 3/ 7 10:26 太陽風磁場の南向きが強まり、磁気圏の活動を強めています。速度は500km/秒に上がっています。
2016/ 3/ 8 12:29 太陽風の高まりは後半に入っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/ 3/ 9 15:31 太陽風は平均的な状態に戻っています。C1の小さいフレアが起きています。
2016/ 3/10 13:01 太陽の東端でC3の小規模フレアが発生しています。太陽は低速になっています。
最新のニュース

2016/ 3/11 14:28 更新
太陽風は低速ですが、磁場が南寄りのため磁気圏の活動が続いています。

担当 篠原

太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、昨日のニュースの後に5nTへ少し上がり、
そのまま安定していました。
そして、先ほどより、磁場は8nTへさらに強まりを見せています。
コロナホールの影響がやってきたのか、一時的な変化なのか、
引き続き注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、弱い南寄りが続いています。
このため、磁気圏では弱い活動が続いているようです。
AE指数のグラフは、200〜500nTの小規模の変化が、
連続的に発生しています。

この中の、世界時10日20〜22時のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
薄雲を通しての撮影ですが、オーロラが何度も明るく輝いています。

この後、磁場が強まって、南向きに大きく振れると、
磁気圏の活動はより高まります。
ACE衛星のデータとともに、ライブカメラにも注目してください。


太陽は、Cクラスに達する活動は起きていません。
東橋の2519群も、静かです。



ノルウェー・トロムソで、世界時10日20〜22時に観測されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。