宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 3/ 9 15:31 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。C1の小さいフレアが起きています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降も低下が続き、 500km/秒の高速風から、 現在は400km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。 太陽風の高まりは、3日程度で終わりました。 太陽風磁場の南北成分は、弱い南向きになっています。 このため、磁気圏では小中規模の活動が起きていて、 AE指数は300〜500nTの変化が続いています。 このグラフでは変化は小さくなっていますが、 世界時8日20〜22時頃のオーロラの様子を、 ノルウェー・Longyearbyenの全天カメラの動画で紹介します。 夜の時間がだいぶ短くなっているようで、 撮影が行われるのはもうしばらくとなりそうです。 SDO衛星AIA193の太陽の中央部、 中央を少し過ぎたあたりに小さいコロナホールが見えています。 規模が小さいですが、2〜3日後に弱い影響がやってくるかもしれません。 太陽は、2511黒点群でC1.5、東端でC1.3と 小規模のフレアが2回発生しています。 東端から、どのような領域が姿を表すでしょうか。 ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで、世界時8日20〜22時に撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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