宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2016/ 3/10 13:01 更新 太陽の東端でC3の小規模フレアが発生しています。太陽は低速になっています。 担当 篠原 太陽の東端から、2519黒点群が姿を現し、 昨夜、9日21時半(世界時9日12時半)に、 C3.3の小規模フレアを起こしました。 フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 2519群は、その後は目立った活動を起こしていませんが、 引き続き注目して下さい。 太陽風は、速度の低下が続き、 昨日は400km/秒でしたが、現在は350km/秒と低速風になっています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱めです。 その中で、磁場の南北成分は、-3nT程度の弱い南向きが続いています。 このため、磁気圏では小規模の活動が続いていて、 AE指数には、200〜300nTの変化が長い時間見られています。 極域では、ある程度にぎやかなオーロラが見られたのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 中央部に見えた小さいコロナホールが西に進んでいて、 地球に影響が及び始める目安の位置に近づいています。 明日か、明後日くらいから、 弱い太陽風の高まりがやって来るかもしれません。 太陽の東端で発生した C3.3の小規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |