宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/24 --- ---
2/23 --- ---
2/22 --- ---

黒点  2/24 (NOAA)
磁場 フレア
2501 1 α ---
2505 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 354 -2.3
-2 h 354 -1.9
-4 h 357 -3.6
-6 h 353 -6.1
-8 h 377 -4.4
-10 h 355 -2.1
-12 h 373 -1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -20 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
2/24 0.4 9x10^3
2/23 0.4 1x10^4
2/22 0.3 2x10^4
2/21 0.4 3x10^4
2/20 0.3 7x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 2/19 12:35 太陽風は高速の状態が続き、磁気圏の活動も高まっています。
2016/ 2/20 13:25 500km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動は弱まりかけています。
2016/ 2/21 11:52 太陽風の速度は下がり、磁気圏も穏やかになっています。
2016/ 2/22 11:59 太陽の裏側でCMEが発生しています。太陽風は低速です。
2016/ 2/23 12:29 太陽風は低速の状態が続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/ 2/24 13:20 更新
太陽風は低速ですが、磁場が南に振れて磁気圏の活動を高めています。

担当 篠原

太陽風の速度は、370km/秒から350km/秒へ少し下がり、
より低速の状態になっています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いていましたが、
今朝くらいから、6〜7nTに少し強まっています。

やや目立った変化をしているのが、磁場の南北成分です。
昨日までは、北寄りに推移していたのですが、
今日に入った頃から、南に振れ続けるようになり、
最大で -7nTくらいに達しています。

この影響で、AE指数のグラフは前半は静かでしたが、
後半から500nT前後の中規模の変化が発生しています。

磁場の南北成分は、現在も南寄りですが、
振れ幅が小さくなっています。
磁気圏の変化は次第に弱まりそうです。


太陽は、フレアの発生はなく、静かです。
東端から現れた新しい黒点が、小さく見えています。


昨日まで、太陽写真に書き加えていた黒点番号に間違いがありました。
西の端に近づいている黒点群は、2505群でした。
昨日まで2503群と記入していました。
2503群が広がる様に出現したので、気付きませんでした。
申し訳ありません。


放射線帯の高エネルギー電子は、
太陽風の変化を受けて、大きく減少しています。
掲載しているグラフの後、更に大きく下がっています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。