宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:25)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/20 07:46 C2.7
2/19 17:49 C1.4
13:31 C2.1
12:04 C2.0
09:03 C1.6
06:08 C1.8
2/18 10:48 C7.2
06:41 C2.1
05:03 C4.6
03:06 C7.4

黒点  2/20 (NOAA)
磁場 フレア
2501 3 β C2
2503 6 β C1
2504 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 516 -0.8
-2 h 513 +1.3
-4 h 521 +0.3
-6 h 539 +2.1
-8 h 541 -0.7
-10 h 541 -1.4
-12 h 559 -2.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -18 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^4
2/20 0.3 7x10^4
2/19 0.3 4x10^4
2/18 0.3 2x10^4
2/17 0.4 4x10^3
2/16 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 2/15 10:58 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
2016/ 2/16 12:21 2497黒点群で活発にフレアが発生しています。M1.1の中規模フレアも発生しました。
2016/ 2/17 13:22 高速太陽風が到来し、600km/秒に高まっています。フェアバンクスのオーロラをどうぞ。
2016/ 2/18 12:18 高速太陽風が続き、オーロラの活動も活発です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/ 2/19 12:35 太陽風は高速の状態が続き、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2016/ 2/20 13:25 更新
500km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動は弱まりかけています。

担当 篠原

昨日のフィラメント噴出によるCMEの様子が、
SOHO衛星LASCO C2カメラで撮影されています。
噴出するガスは、ほとんどが左下に向かっていて、
地球の方向には向かっていないようです。
目立つほどの太陽風の乱れは、来ないように思います。

太陽では、2497黒点群が見えなくなりましたが、
南東端(左下側)から活動的な領域が近づいていて、
C1.2、C2.7の小規模フレアを起こしています。
この後、黒点が姿を現しそうです。


太陽風は、速度の低下がゆっくりと続き、
昨日の570km/秒から、現在は520km/秒へ下がっています。
高速の状態は続いています。

磁場強度は、4nT前後で安定しています。
南北成分は、グラフの前半は南寄りで、
AE指数も、500〜800nTの中規模の変化が続いています。
しかし、ACEのグラフの後半からは、
磁場はやや北寄りになっています。
AE指数もこれに合わせて、
後半では変化がやや小さくなっています。

高速太陽風はもうしばらく続きそうですが、
磁場の方向がこのままだと、
オーロラの活動は先に弱まりそうです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北半球のコロナホールが中央線上に見えています。
緯度がやや高めなのですが、
地球にどの程度の影響がやって来るでしょうか。
早ければ、明後日から変化が見え始めるかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子は、更に数値が高まっています。
GOES-15の青線は、10万の線に達するでしょうか。



昨日のフィラメント噴出によるCMEの様子。SOHO衛星LASC C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。