宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 2/21 11:52 更新 太陽風の速度は下がり、磁気圏も穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の夕方まで、500km/秒と高速の状態を保っていましたが、 その後、低下が始まり、 今朝くらいに、400km/秒と平均的な速さに戻りました。 現在は370km./秒と、低速の風になりつつあります。 磁場強度は、時々弱まったりしながらですが、 4nTと平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、0nT付近を小さく変化していて、 磁気圏への影響は弱く、 AE指数のグラフは、小さい活動が見られる程度です。 太陽風は穏やかになりましたが、 SDO衛星AIA193の北半球側に見えるコロナホールの影響が、 明日、明後日くらいから到来し、 速度は再び高まる可能性があります。 太陽では、北西側(右上)の2503黒点群が発達して、 黒点が目立つようになっています。 およそ1日半の変化の様子を、 SDO衛星の可視光写真の動画で紹介します。 2503群は、大きくなっていますが、 フレアの発生は特にありません。 放射線帯の高エネルギー電子は、増加は止まっていますが、 両衛星で10,000を超える、高い値を保っています。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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