宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 2/16 12:21 更新 2497黒点群で活発にフレアが発生しています。M1.1の中規模フレアも発生しました。 担当 篠原 昨日の午後から、2497黒点群の活動度が高まり、 今朝にかけて、C1〜C4の小規模フレアを13回、 更に、昨夕、15日17時半(世界時15日8時半)に、 C5.2とやや大きい小規模フレアを、 続いて、15日19時半(世界時15日10時半)には、 M1.1の中規模フレアも起こしています。 GOES衛星のX線グラフは、激しく変化をしています。 一方、X線のグラフでは、 フレアの規模が高まる様子は特に見られません。 2497群は、現状程度の活動が続くくらいかもしれません。 また、黒点群は太陽の西の端に近づいていて、 やがて見えなくなっていきます。 この他には、東側に2501黒点群が見えている程度です。 太陽風は、速度が370km/秒から420km/秒に少し上がり、 磁場強度も、7nTから10nT前後に少し強まっています。 27日周期の図のグラフを見ると分かりやすいですが、 特に大きい変化ではありません。 磁場の南北成分は、南寄り、北寄り、南寄りと変化していて、 これに合わせて、AE指数も、 前半に弱い活動が見られ、中盤で静かになって、 後半は磁場がやや大きく南に振れた影響か、 500nTから1000nTを超える変化も発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 南半球のコロナホールは、太陽の西側に半分程度進んでいます。 そろそろ地球に影響が及び始める頃です。 既に変化は始まっているのかもしれませんが、 今後の太陽風の変化に注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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