宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
今日、C4.1の小規模フレアが発生しました。
また、M1.8の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/16 10:46 C3.5
06:34 C4.1
06:14 C4.0
04:30 C1.7
03:42 C2.9
02:46 C4.1
02:14 C2.5
2/15 23:40 C2.6
19:41 M1.2
18:26 C2.3
17:26 C5.2
13:01 C3.9
05:58 C2.4
04:17 M1.0
2/14 18:52 C6.9
13:26 C3.4
06:56 C2.1
05:45 C2.5
03:50 C1.6
00:17 M1.8

黒点  2/16 (NOAA)
磁場 フレア
2497 16 βγδ M2
2500 1 α C1
2501 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:18 417 -1.5
-2 h 421 -0.6
-4 h 410 -4.7
-6 h 422 -4.9
-8 h 432 +2.3
-10 h 433 +2.5
-12 h 409 +1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^1
2/16 0.3 3x10^2
2/15 0.4 2x10^2
2/14 0.5 2x10^1
2/13 0.4 4x10^1
2/12 0.3 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 2/11 12:49 太陽風は低速の状態になっています。小規模の磁気圏活動が続いています。
2016/ 2/12 11:30 太陽風磁場が南に振れて磁気圏の活動を強めています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/ 2/13 12:57 太陽風磁場の強まりは続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2016/ 2/14 07:49 M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2016/ 2/15 10:58 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
最新のニュース

2016/ 2/16 12:21 更新
2497黒点群で活発にフレアが発生しています。M1.1の中規模フレアも発生しました。

担当 篠原

昨日の午後から、2497黒点群の活動度が高まり、
今朝にかけて、C1〜C4の小規模フレアを13回、
更に、昨夕、15日17時半(世界時15日8時半)に、
C5.2とやや大きい小規模フレアを、
続いて、15日19時半(世界時15日10時半)には、
M1.1の中規模フレアも起こしています。
GOES衛星のX線グラフは、激しく変化をしています。

一方、X線のグラフでは、
フレアの規模が高まる様子は特に見られません。
2497群は、現状程度の活動が続くくらいかもしれません。
また、黒点群は太陽の西の端に近づいていて、
やがて見えなくなっていきます。

この他には、東側に2501黒点群が見えている程度です。


太陽風は、速度が370km/秒から420km/秒に少し上がり、
磁場強度も、7nTから10nT前後に少し強まっています。
27日周期の図のグラフを見ると分かりやすいですが、
特に大きい変化ではありません。

磁場の南北成分は、南寄り、北寄り、南寄りと変化していて、
これに合わせて、AE指数も、
前半に弱い活動が見られ、中盤で静かになって、
後半は磁場がやや大きく南に振れた影響か、
500nTから1000nTを超える変化も発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
南半球のコロナホールは、太陽の西側に半分程度進んでいます。
そろそろ地球に影響が及び始める頃です。
既に変化は始まっているのかもしれませんが、
今後の太陽風の変化に注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。