宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:49)
今日、M1.8の中規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/14 06:56 C2.1
05:45 C2.5
03:50 C1.6
00:17 M1.8
2/13 19:04 C2.8
07:33 C3.0
02:09 C6.8
2/12 19:36 M1.0
15:28 C2.1
05:15 C8.9
01:19 C2.4

黒点  2/13 (NOAA)
磁場 フレア
2492 1 α C2
2494 1 α ---
2497 20 βγδ M2
2498 1 α ---
2499 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:36 412 +3.6
-2 h 409 +3.2
-4 h 416 +3.7
-6 h 416 +2.9
-8 h 385 +4.4
-10 h 374 +5.0
-12 h 409 +4.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:30 -14 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
2/14 0.5 2x10^1
2/13 0.4 4x10^1
2/12 0.3 9x10^1
2/11 0.4 4x10^2
2/10 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 2/ 9 12:46 太陽風の磁場がやや強まっています。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 2/10 13:04 太陽風磁場が強まり、磁気圏の活動も高まりました。
2016/ 2/11 12:49 太陽風は低速の状態になっています。小規模の磁気圏活動が続いています。
2016/ 2/12 11:30 太陽風磁場が南に振れて磁気圏の活動を強めています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/ 2/13 12:57 太陽風磁場の強まりは続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/ 2/14 07:49 更新
M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

2497黒点群でフレアの発生が続いています。
14日0時(世界時13日15時)には、
M1.8と2つめの中規模フレアが発生しました。
この他にも、C1〜2の小規模フレアを5回ほど起こしています。

引き続き、2497群の活動に注目してください。


太陽風は、磁場が10nTに強まった状態が昨日いっぱい続き、
今日に入ると、6nTと平均的な値に下がっています。
反対に、速度は350km/秒から420km/秒に上がっていますが、
値としては、こちらも平均的な状態に戻った程度です。

磁場の南北成分は、北向きの時間帯が目立っています。
このため、磁気圏の活動は基本的に穏やかで、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
磁場が一時的に南を向いた時に、
小規模の変化を2回起こしている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南半球側にコロナホールが広がっています。
先頭部分は太陽の中心線に達していて、
3日後の17日くらいから、太陽風の速度が高まりそうです。

一方、昨日動画を掲載した弱いCMEの影響も近づいていて、
明日くらいに太陽風の乱れが見られそうです。

前後するように太陽風に2つの擾乱が到来して、
今週のオーロラは、活動的な状態が続くかもしれません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。