宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 2/14 07:49 更新 M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。 担当 篠原 2497黒点群でフレアの発生が続いています。 14日0時(世界時13日15時)には、 M1.8と2つめの中規模フレアが発生しました。 この他にも、C1〜2の小規模フレアを5回ほど起こしています。 引き続き、2497群の活動に注目してください。 太陽風は、磁場が10nTに強まった状態が昨日いっぱい続き、 今日に入ると、6nTと平均的な値に下がっています。 反対に、速度は350km/秒から420km/秒に上がっていますが、 値としては、こちらも平均的な状態に戻った程度です。 磁場の南北成分は、北向きの時間帯が目立っています。 このため、磁気圏の活動は基本的に穏やかで、 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 磁場が一時的に南を向いた時に、 小規模の変化を2回起こしている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南半球側にコロナホールが広がっています。 先頭部分は太陽の中心線に達していて、 3日後の17日くらいから、太陽風の速度が高まりそうです。 一方、昨日動画を掲載した弱いCMEの影響も近づいていて、 明日くらいに太陽風の乱れが見られそうです。 前後するように太陽風に2つの擾乱が到来して、 今週のオーロラは、活動的な状態が続くかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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