宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 2/15 10:58 更新 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。 担当 篠原 昨日から今日にかけて、 太陽の東端でプロミネンスの美しい変化が見られました。 SDO衛星AIA171の動画を紹介します。 可視光写真で新しく現れた、2501黒点群の周辺の変化です。 地球へ影響が及ぶ現象ではありません。 太陽では、2497黒点群の活動が続いています。 昨日の昼以降、C3.4、C1.0、C6.9、C1.4と小規模フレアが続き、 今朝、15日4時半(世界時14日19時半)には、M1.0と、 この領域で3回目の中規模フレアを起こしました。 2497黒点群は、太陽の西の端に近づいていて、 CMEを伴うようなフレアを起こしても、 地球への影響は及びにくくなっています。 太陽風は、速度が360km/秒に下がり、 低速の状態になっています。 磁場強度は、6〜7nTで安定しています。 磁場の南北成分は、南寄りに変化していて、 AE指数は、300nT前後の小規模の活動が続き、 2回ほど800nTに達する変化も発生しています。 12日に太陽の中心付近で発生したCMEによる太陽風の乱れが、 地球に近づいている可能性があります。 発生から3日ほど経過し、 これから明日にかけて、太陽風の変化の到来に注目して下さい。 磁場が強まって、大きく南向きに変化すると、 オーロラの活動も一気に高まる可能性があります。 ACE衛星のデータとともに、ライブカメラにも注目して下さい。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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