宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:00)
今日、C2.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/21 10:16 C2.9
1/20 23:25 C1.3
16:26 C1.3
1/19 --- ---

黒点  1/21 (NOAA)
磁場 フレア
2484 6 β C1
2486 1 α ---
2487 7 β C1
2488 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 387 -2.1
-2 h 384 -8.2
-4 h 364 -4.2
-6 h 365 -5.0
-8 h 352 -7.6
-10 h 348 -11.6
-12 h 365 -12.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^0
1/21 0.3 1x10^1
1/20 0.5 5x10^1
1/19 0.3 2x10^3
1/18 0.4 4x10^3
1/17 0.3 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 1/16 12:38 淡いCMEが発生しています。太陽風は低速になり、磁気圏も概ね静穏です。
2016/ 1/17 10:28 太陽風はより低速の状態になり、磁気圏も穏やかです。
2016/ 1/18 10:01 低速の太陽風が続いています。太陽もとても穏やかです。
2016/ 1/19 12:32 CMEによる太陽風の弱い乱れが到来しました。磁気圏の活動もやや高まっています。
2016/ 1/20 12:23 太陽風は、磁場の強まった状態が続いています。磁気圏は静かです。
最新のニュース

2016/ 1/21 12:00 更新
太陽風磁場が南向きに大きく変化し、磁気嵐が発生しています。

担当 篠原

太陽風の磁場は、強まった状態が続いていて、
昨日から今日にかけて、15nT前後で推移しています。
磁場の南北成分は、昨日のニュースの後に南向きに切り替わり、
-10nT前後の強い南向きが半日にわたって続きました。

27日周期の図で、太陽風の乱れの全体を見ることができますが、
CMEによる磁場の大きな変化が到来しているようです。

太陽風の速度は、
380〜400km/秒と平均的な状態で安定しています


磁場が南向きに強まった影響で、磁気圏の活動も高まっています。
AE指数は、800nT程度の中規模の変化が一日にわたって続いています。

このグラフでは特に大きな変化ではありませんが、
世界時21日0〜1時頃のオーロラの様子を、
トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
月が明るいため、空の条件は良くありませんが、
明るいオーロラが乱舞しています。

また、京都大学WDCのDst指数(速報値)では、
変化は最大で -132nTに達していて、
やや大きい磁気嵐になっています。


現在の太陽風は、磁場強度は高まったままですが、
南北成分が南北に大きく変化するようになっています。
CMEによる変化は終わりに近付いていると思いますが、
引き続き変化に注目して下さい。


太陽は、東側(左側)の2487黒点群で、
C1.3、C2.9の小規模フレアが発生しています。

左上の2488群とともに、黒点が大きくなっています。
今後の変化に注目して下さい。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時21日0〜1時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


Dst指数(速報値)は、-132nTまで下がっています。Dst指数はマイナス方向に強まります。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。