宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/12/26 09:10 更新 太陽でCクラスフレアが続いています。太陽風は高速です。 担当 篠原 太陽では、Cクラスのフレアの発生が続いています。 南側の2473黒点群では、C2.0、C1.0、C1.1、C3.0と、 昨日のニュース以降、小規模フレアが4回発生し、 北側の2472群では、26日2時(世界時25日17時)に、 C6.9とやや大きい小規模フレアが発生しています。 2つの黒点群は、太陽の中央に近づいて、 CMEを起こした場合は、地球へ影響が及びやすくなっています。 引き続き注目して下さい。 太陽風は、500km/秒と高速の状態が続いています。 昨日から今日にかけて、 磁場強度は、5nTから10nT近くへ高まる変化をしています。 高速風は、しばらく続くのかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、 やや北寄りに、0nT付近を変化しています。 磁気圏では、小規模の活動がある程度起きていて、 AE指数は小さい変化が頻繁に見られます。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは、北半球の高緯度にはあるものの、 低緯度域にはありません。 太陽風は次第に穏やかになりそうですが、 現在の高速風は、これからどう変化するでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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