宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/11/27 10:24 更新 とても遅い太陽風が続いています。磁場が南に振れて、磁気圏の弱い活動が起きています。 担当 篠原 とても遅い太陽風が続いています。 速度は、昨日の255km/秒から少しだけ上がって、 270km/秒となっていますが、 かなり遅い状態であることに変わりありません。 磁場強度は、昨夜からゆっくりと上がって、 現在は8nTとやや強まっています。 磁場の南北成分も、変化の始まりの頃から南向きに振れて、 -5nTくらいまで強まっています。 22日に発生したCMEの影響がやって来たのかもしれません。 一方、27日周期の図を見ると、 前周期のこの頃は、太陽風磁場の強まりが発生していました。 この変化が回帰してきた可能性もあります。 磁場の南北成分が南向きに変わったため、 磁気圏の活動もやや高まっています。 AE指数は、300nT程度の小規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193に見えているコロナホールの様子が、 以前とかなり変わっています。 27日毎の変化を比較するため、作図しました。 現在のコロナホールは、位置が南に下がり、 広がりも小さくなっています。 27日周期の図の11月3日に見られるように、 このコロナホールにより、 700km/秒の高速太陽風が到来していたのですが、 今回はどうなるでしょうか。 来週の太陽風の変化に注目して下さい。 太陽は、2459黒点群でB9.0の小さいフレアが発生した程度で、 静かな状態が続いています。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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