宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:24)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/27 --- ---
11/26 --- ---
11/25 --- ---

黒点 11/27 (NOAA)
磁場 フレア
2457 1 α ---
2458 8 β ---
2459 3 β ---
2460 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:17 268 -5.8
-2 h 266 -0.2
-4 h 262 -2.9
-6 h 263 -5.1
-8 h 263 -4.4
-10 h 257 -4.7
-12 h 258 -3.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -12 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
11/27 0.3 5x10^2
11/26 0.3 3x10^2
11/25 0.3 3x10^2
11/24 0.3 3x10^2
11/23 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/11/22 08:12 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2015/11/23 12:49 2454黒点群の活動が強まって、C8.7のフレアなどが発生しています。
2015/11/24 10:21 2454黒点群は静かになっています。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2015/11/25 14:09 太陽風は270km/秒とかなり遅い風になっています。太陽も穏やかです。
2015/11/26 11:01 太陽風は260km/秒を割って、とても遅くなっています。
最新のニュース

2015/11/27 10:24 更新
とても遅い太陽風が続いています。磁場が南に振れて、磁気圏の弱い活動が起きています。

担当 篠原

とても遅い太陽風が続いています。
速度は、昨日の255km/秒から少しだけ上がって、
270km/秒となっていますが、
かなり遅い状態であることに変わりありません。

磁場強度は、昨夜からゆっくりと上がって、
現在は8nTとやや強まっています。
磁場の南北成分も、変化の始まりの頃から南向きに振れて、
-5nTくらいまで強まっています。

22日に発生したCMEの影響がやって来たのかもしれません。
一方、27日周期の図を見ると、
前周期のこの頃は、太陽風磁場の強まりが発生していました。
この変化が回帰してきた可能性もあります。

磁場の南北成分が南向きに変わったため、
磁気圏の活動もやや高まっています。
AE指数は、300nT程度の小規模の変化が発生しています。


SDO衛星AIA193に見えているコロナホールの様子が、
以前とかなり変わっています。
27日毎の変化を比較するため、作図しました。
現在のコロナホールは、位置が南に下がり、
広がりも小さくなっています。

27日周期の図の11月3日に見られるように、
このコロナホールにより、
700km/秒の高速太陽風が到来していたのですが、
今回はどうなるでしょうか。
来週の太陽風の変化に注目して下さい。


太陽は、2459黒点群でB9.0の小さいフレアが発生した程度で、
静かな状態が続いています。



SDO衛星AIA193による、27日毎のコロナホールの変化。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。