宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/10/28 12:27 更新 太陽風は350km/秒と低速です。東端のコロナホールが中心に向かっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒とより遅い風になっています。 磁場強度は、6nTから5nTへ少し下がっていますが、平均的な値です。 磁場の南北成分は、南寄りに小さく変化していますが、 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は、一時的に500nTの変化も発生していますが、 その他は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 東端のコロナホールが、中央に向かって進んでいます。 明日くらいから、コロナホールの広がりも良く見えるようになるでしょう。 27日前からどの様に変化しているでしょうか。 太陽は、北半球側に小さい黒点がぽつぽつと並んでいます。 西の端(右端)の領域で小規模の活動が続き、 X線グラフに変化を作っています。 反対の東端の向こう側にも活動的な領域がある様で、 フレアの活動が見え始めています。 今後、どの様な領域が姿を現すか、注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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