宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 9/17 12:11 更新 2415黒点群の活動が高まっています。太陽風はやや高速の状態が続いています。 担当 篠原 SOHO衛星のLASCOカメラに見えていた小型の彗星は、 昨日の昼にかけて太陽に更に接近し、 LASCO C2の中央の遮光部に隠れていきました。 LASCO C2の動画を掲載します。 太陽では、2415黒点群の活動度が更に高まって、 昨日以降、C1.2、C1.4、C3.0と小規模フレアを起こし、 今朝、17日4時(世界時16日19時)には、 C7.8と大きめのCクラスフレアを起こしました。 その後も、C1.0、C2.4を起こしています。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 そして、ちょうど今、17日12時(世界時17日3時)に、 M1.0に達しそうな規模のフレアを起こしています。 X線グラフの右端のピークです。 2415群の活動には、引き続き注目して下さい。 太陽風は、速度が500km/秒から450km/秒に下がり、 やや高速の状態です。 磁場強度は、5nTと平均的な値が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北半球中緯度のコロナホールは、 最も濃く広がっている領域が、 太陽の右側半分くらいに進み、 地球への影響が強まる目安の位置に達しています。 太陽風は、もうしばらく高まった状態が続く可能性があります。 太陽風磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に変化しています。 ACE衛星のグラフの後半から振れ幅が少し広がって、 磁気圏の活動も次第に高まっています。 AE指数のグラフは、後半から変化が目立ち始め、 1000nTに達する大きな変化も起きています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES15(青線)が、10,000に高まった状態が続いています。 GOES14(赤線)も10,000に上がるかもしれません。 太陽に接近する小型の彗星。SOHO衛星LASCO C2。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2415黒点群のフレア活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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