宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/16 11:01 C3.0
9/15 14:11 C1.3
9/14 --- ---

黒点  9/16 (NOAA)
磁場 フレア
2414 4 β ---
2415 16 βγ C1
2418 1 α ---
2419 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 497 -0.4
-2 h 497 +1.3
-4 h 492 +0.9
-6 h 479 -0.3
-8 h 492 +0.4
-10 h 473 -0.3
-12 h 492 -2.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^3
9/16 0.3 2x10^4
9/15 0.4 1x10^4
9/14 0.3 2x10^4
9/13 0.3 3x10^4
9/12 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 9/11 10:40 磁気圏の活動は穏やかになっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/12 10:12 650km/秒に達する高速太陽風が到来し、オーロラの活動も強まっています。
2015/ 9/13 10:32 太陽風の速度は下がりつつあります。磁気圏の活動も落ち着いてきました。
2015/ 9/14 14:27 太陽風は平均的な速さに戻りました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/15 12:32 コロナホールの影響で、太陽風の速度が高まっています。
最新のニュース

2015/ 9/16 12:31 更新
500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

昨日に続いて、太陽に近付く小さい彗星の様子を紹介します。
今朝の写真では、彗星はLASCO C2の画面にまで入っています。
また、動画の最初の頃(9月14日あたり)を良く見ると、
更に小さい彗星が、
ほぼ同じ軌道を、一足早く太陽に近付いているのも見えます。


太陽風は、高速の風が続いています。
昨日のニュース以降、再び500km/秒へしっかりと上がって、
現在までその状態が続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な強さで安定しています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球中緯度域の西側(右側)にコロナホールが広がっています。
この領域の影響は、更に4日程度続く可能性があります。


太陽風磁場の南北成分は、0nTをはさんで南北に変化しています。
この影響で、磁気圏の活動は活発な状態が続いていて、
AE指数は、300〜1000nTの小中規模の変化が続いています。
昭和基地の全天カメラでも、オーロラの活動が撮影されています。

太陽風の磁場が、高速風とともに現在の様な変化を続けると、
オーロラの活動も引き続き期待できそうです。


太陽では、2415黒点群の活動がやや高まっていて、
昨日以降、C1のフレアを5回と、
今日、16日11時(世界時16日2時)に、
C3.0の小規模フレアを起こしています。

X線のグラフもそうですが、SDO衛星の動画では、
小さい爆発が頻繁に起きています。
フレアの規模が更に高まっていくのかどうか、
しばらく注目して下さい。




小型の彗星が太陽に接近しています。SOHO衛星LASCO C3、C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。