宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 9/15 12:32 更新 コロナホールの影響で、太陽風の速度が高まっています。 担当 篠原 コロナホールの影響で、太陽風がやや高まっています。 昨夕、14日18時(世界時14日9時)頃に、 磁場強度が10nT近くまで高まりました。 それとともに速度も上昇して、500km/秒の高速風に変わりました。 その後、磁場強度は6nTに下がりましたが、 速度は450〜500km/秒とやや高速の状態を保っています。 SDO衛星AIA193を見ると、 コロナホールの最も広がっている部分は、 ちょうど太陽の中心に達したところです。 この領域の影響が強まるのが、3日後くらいなので、 これから4〜5日程度太陽風は高まった状態が続くかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、北に向いたり、南に向いたり、 ゆっくりと変化しています。 このため、磁気圏の活動も高まったり、落ち着いたり、 ゆっくりと変化していて、 AE指数は、500〜1000nTの中規模の活動が断続的に発生しています。 太陽では、南東(左下)の2415黒点群の活動度がやや高まり、 Bクラスの小さいフレアを頻繁に起こすようになり、 15日11時(世界時15日2時)にC1.0の小規模フレアも発生しています。 今後の活動に注目して下さい。 SOHO衛星LASCO C3カメラの右下から、 小さい彗星が姿を現し、太陽へ向かっています。 短い尾も見えています。 接近の様子をご覧下さい。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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