宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:20)
昨日、C7.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/10 --- ---
5/ 9 16:59 C3.0
10:09 C7.4
06:31 C2.0
5/ 8 18:29 C4.1
12:56 C5.5
04:46 C5.0
01:49 C2.8

黒点  5/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2335 15 β ---
2336 2 β ---
2337 3 β ---
2338 7 β ---
2339 32 βγ C6
2340 4 β ---
2341 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:17 367 -0.5
-2 h 374 +2.1
-4 h 398 -0.4
-6 h 390 +1.3
-8 h 401 -0.2
-10 h 394 +2.5
-12 h 400 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -4 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^1
5/10 0.3 1x10^2
5/ 9 0.5 7x10^1
5/ 8 0.4 7x10^1
5/ 7 0.3 1x10^2
5/ 6 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 5/ 5 12:17 太陽でCクラスのフレアが増えていす。太陽風は低速です。
2015/ 5/ 6 09:12 太陽の東端でX2.7の大規模フレアが発生しました。中央部の2335黒点群も活発です。
2015/ 5/ 7 14:28 フレアの発生は落ち着いています。太陽風の弱い乱れが到来しました。
2015/ 5/ 8 13:24 2339黒点群では、小規模フレアが続いています。太陽風の乱れは終わりました。
2015/ 5/ 9 11:32 太陽の東端でC7.4のフレアが発生しています。太陽風はやや低速です。
最新のニュース

2015/ 5/10 09:20 更新
太陽の活動は穏やかになっています。太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽の東端で発生したC7.4以降のフレアの発生は、
2339黒点群で、C3.0、C1.6、C1.1が起きた程度で、
太陽は比較的穏やかな状態が続いています。

2339群の黒点も、あまり変化は見られません。

C7.4フレアに伴って発生したCMEの様子を、
SOHO衛星LASCO C3の動画で紹介します。
太陽から左上に向かって、コロナのガスが噴き出しています。

このCMEのすぐ後に、太陽の左下に向かって、
2つめのCMEが噴き出しています。
SDO衛星では、対応する現象は見られず、
太陽の向こう側で発生した現象の様です。
南東端の向こう側に、活発な領域があるのでしょうか。


太陽風は、360〜400km/秒の間で、
速度が小さい変化をしています。
磁場強度も、2〜7nTの範囲で細かく変化をしていますが、
27日周期の図を見ると、
太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクター境界に伴う変化の様です。

この後、コロナホールによる太陽風の強まりが到来しそうですが、
このままその高まりに繋がっていくのか、
一旦落ち着くのか、注目して下さい。

磁気圏の活動は穏やかで、
AE指数のグラフは目立った変化はありません。




太陽の東端で発生した2つのCME。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


2339黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、(写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。