宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 5/10 09:20 更新 太陽の活動は穏やかになっています。太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽の東端で発生したC7.4以降のフレアの発生は、 2339黒点群で、C3.0、C1.6、C1.1が起きた程度で、 太陽は比較的穏やかな状態が続いています。 2339群の黒点も、あまり変化は見られません。 C7.4フレアに伴って発生したCMEの様子を、 SOHO衛星LASCO C3の動画で紹介します。 太陽から左上に向かって、コロナのガスが噴き出しています。 このCMEのすぐ後に、太陽の左下に向かって、 2つめのCMEが噴き出しています。 SDO衛星では、対応する現象は見られず、 太陽の向こう側で発生した現象の様です。 南東端の向こう側に、活発な領域があるのでしょうか。 太陽風は、360〜400km/秒の間で、 速度が小さい変化をしています。 磁場強度も、2〜7nTの範囲で細かく変化をしていますが、 27日周期の図を見ると、 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、 セクター境界に伴う変化の様です。 この後、コロナホールによる太陽風の強まりが到来しそうですが、 このままその高まりに繋がっていくのか、 一旦落ち着くのか、注目して下さい。 磁気圏の活動は穏やかで、 AE指数のグラフは目立った変化はありません。 太陽の東端で発生した2つのCME。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) 2339黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、(写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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