宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 5/ 8 13:24 更新 2339黒点群では、小規模フレアが続いています。太陽風の乱れは終わりました。 担当 篠原 2339黒点群は、C5.0、C4.7のフレアを最大に、 Cクラスの小規模フレアを8回ほど起こしています。 フレアの発生は続いていますが、 Xクラスを起こした頃の勢いはありません。 と書いている所に、2339群でC5.3のフレアが発生しました。 GOES衛星のX線グラフの右端の高まりです。 可視光写真を見ると、2339群は大きな規模を保っています。 引き続き活動に注目して下さい。 また、昨日東端から現れた黒点に、 2340群、2341群と番号が付いています。 黒点群の数が増えて、太陽面は再びにぎわっています。 太陽風は、速度が420km/秒から380〜400km/秒近くに下がり、 磁場強度も、12nTから5nTへ弱くなっています。 太陽風の乱れは通り過ぎた様です。 磁場の南北成分は、今朝まで北向きが続き、 現在も振れ幅は小さいため、磁気圏は穏やかです。 AE指数は、最後に小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 中央部の南側のコロナホールが、太陽の中心線に達しています。 このため、3日後くらいからこの領域の影響で、 太陽風の速度が高まる可能性があります。 27日周期の図の前周期の変化を見ると、 4月14日から太陽風の磁場強度が強まり、 翌、15日から速度も高まっています。 今回も同様の変化が帰ってくるとすると、 来週の5月11日、12日くらいから、太陽風に影響が見られそうです。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時5月7日のAE指数のグラフ。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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