宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:32)
今日、C7.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 9 10:09 C7.4
06:31 C2.0
5/ 8 18:29 C4.1
12:56 C5.5
04:46 C5.0
01:49 C2.8
5/ 7 18:48 C4.3
05:18 C3.0
05:00 C2.9
02:14 C2.0

黒点  5/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2335 15 β C2
2336 2 β ---
2337 3 β ---
2338 7 β ---
2339 32 βγ C6
2340 4 β ---
2341 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 376 -0.5
-2 h 375 -0.7
-4 h 385 -0.4
-6 h 397 +1.7
-8 h 387 -0.1
-10 h 378 -1.5
-12 h 378 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -15 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^1
5/ 9 0.3 7x10^1
5/ 8 0.4 7x10^1
5/ 7 0.3 1x10^2
5/ 6 0.3 3x10^2
5/ 5 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 5/ 4 09:02 2335黒点群がやや大きくなっています。4月の黒点数は54.4でした。
2015/ 5/ 5 12:17 太陽でCクラスのフレアが増えていす。太陽風は低速です。
2015/ 5/ 6 09:12 太陽の東端でX2.7の大規模フレアが発生しました。中央部の2335黒点群も活発です。
2015/ 5/ 7 14:28 フレアの発生は落ち着いています。太陽風の弱い乱れが到来しました。
2015/ 5/ 8 13:24 2339黒点群では、小規模フレアが続いています。太陽風の乱れは終わりました。
最新のニュース

2015/ 5/ 9 11:32 更新
太陽の東端でC7.4のフレアが発生しています。太陽風はやや低速です。

担当 篠原

2339黒点群で、Cクラスフレアの発生が続いています。
昨日のニュース以降、
C5.5、C1.0、C1.0、C1.0、C4.1、C1.0、C2.0と、
小規模フレアを7回ほど起こしています。

2339群の黒点は大きい姿を保っています。
次第に太陽の中心に近づいているので、
今後、規模の大きいフレアを起こすと、
地球への影響も及びやすくなります。

また、今朝、9日10時(世界時1時)に、
太陽の東端でC7.4とやや規模の大きい
Cクラスフレアが発生しています。

SDO衛星AIA304による動画を掲載します。
フレアを起こした領域がちょうど太陽の端に姿を現し、
激しくガスを噴出しています。
これはCMEになりそうですが、
横に向かっているので地球への影響はないでしょう。


太陽風の速度は、370〜400km/秒とやや低速の状態です。
磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。
磁気圏は概ね静穏で、AE指数は小規模の変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南半球のコロナホールがちょうど太陽の中心に来ています。
今、ここから吹き出している速度の高い太陽風が、
3日ほどかけて地球へやって来るのです。
12日頃の太陽風に注目して下さい。




太陽の東端でC7.4の小規模フレアが発生しました。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


2339黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、(写真加工 : 宇宙天気ニュース)


世界時5月8日のAE指数の変化。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。