宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 5/ 9 11:32 更新 太陽の東端でC7.4のフレアが発生しています。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 2339黒点群で、Cクラスフレアの発生が続いています。 昨日のニュース以降、 C5.5、C1.0、C1.0、C1.0、C4.1、C1.0、C2.0と、 小規模フレアを7回ほど起こしています。 2339群の黒点は大きい姿を保っています。 次第に太陽の中心に近づいているので、 今後、規模の大きいフレアを起こすと、 地球への影響も及びやすくなります。 また、今朝、9日10時(世界時1時)に、 太陽の東端でC7.4とやや規模の大きい Cクラスフレアが発生しています。 SDO衛星AIA304による動画を掲載します。 フレアを起こした領域がちょうど太陽の端に姿を現し、 激しくガスを噴出しています。 これはCMEになりそうですが、 横に向かっているので地球への影響はないでしょう。 太陽風の速度は、370〜400km/秒とやや低速の状態です。 磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。 磁気圏は概ね静穏で、AE指数は小規模の変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南半球のコロナホールがちょうど太陽の中心に来ています。 今、ここから吹き出している速度の高い太陽風が、 3日ほどかけて地球へやって来るのです。 12日頃の太陽風に注目して下さい。 太陽の東端でC7.4の小規模フレアが発生しました。SDO衛星AIA304。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) 2339黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、(写真加工 : 宇宙天気ニュース) 世界時5月8日のAE指数の変化。 (c) 京都大学WDC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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