宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/18 12:15 更新 高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の昼頃の700km/秒を頂点に、 次第に低下して、現在は580km/秒まで下がっています。 高速風の状態は続いています。 また、太陽風の磁場強度は、3nTに下がっています。 高速太陽風の領域は後半に入っている様です。 27日周期の図の前周期を見ると、 高速風は世界時の3月26日に終わっています。 これは4月22日にあたりますが、今回はどこまで続くでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 強度が下がるとともに振れ幅が小さくなり、 0nTを挟んで南北に小さく変化する様に変わっています。 このため、磁気圏への影響も弱まっていて、 AE指数の変化は、800nTから300nTへ小さくなっています。 活発なオーロラの出現も一段落でしょうか。 SDO衛星AIA193の太陽の中心部に、 小さいコロナホールが見えています。 規模は小さいですが、前周期よりも目立っていることもあり、 3日後くらいの太陽風にいくらか影響が見られるかもしれません。 太陽の可視光写真は、 中央部から東端にかけて黒点群が並んでいて、見応えがあります。 反対に、フレアの発生は少なくなっていて、 2324群と2325群で、C1の小さいフレアが5回発生した程度です。 太陽風の高まりの影響で、 放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。 GOES15(青線)が、10000の線に達しつつあります。 明日ももう少し上がるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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