宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 3/26 09:43 更新 太陽風は500km/秒台の高速風が続いています。太陽でCクラスのフレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日より550km/秒の状態が続いていましたが、 今朝、26日6時(世界時25日21時)に少し下がって、 以降は500km/秒となっています。 高速の風は続いていますが、 そろそろ終わりに近づいているのかもしれません。 太陽風の磁場強度は、グラフの途中で弱まる変化もありますが、 全体としては、5nT付近で安定しています。 磁場の南北成分は、0nTからやや北寄りに推移しています。 このため、磁気圏の活動は弱まっていて、 オーロラの活動度を表すAE指数は、 700nTの中規模の変化がひとつありますが、 他は小さい変化ばかりです。 27日周期の図を参考にすると、 太陽風の高まりは一旦終わりになりそうです。 一方、SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、 南半球にコロナホールが大きく広がっていて、 そろそろ太陽の中心線に達しそうです。 このため、3〜4日後くらいから次の高速太陽風が始まりそうです。 前周期のグラフでは、次の高速風は3月1日に始まっています。 しかし、今回はコロナホールの位置が少し左にずれていて、 中心線に達するのが1日くらい遅れそうです。 従って、高速風の始まりも1日遅れるとすると、 29日頃になるかもしれません。 太陽は、昨日のニュースの後から、 中央の2305黒点群の活動が高まり、 C2.6、C8.7、C3.2、C3.3など Cクラスの小規模フレアを8回ほど起こしています。 引き続き注目して下さい。 昨日の昼間は、暑かったものの比較的爽やかな空気で、 久しぶりに夏の空気を楽しんだ感じでした。 今日は、昼の便でベトナムのハノイへ向かいます。 これから荷物をまとめて、空港へ向かいます。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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