宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:52)
昨日、C1.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/25 --- ---
3/24 14:48 C1.5
3/23 --- ---

黒点  3/24 (NOAA)
磁場 フレア
2303 3 β ---
2305 15 βγ ---
2307 3 β ---
2308 5 β ---
2309 3 β ---
2310 5 β ---
2311 3 α ---
2312 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:46 557 +3.5
-2 h 551 +2.1
-4 h 517 +2.9
-6 h 525 +0.1
-8 h 543 -3.5
-10 h 534 -1.9
-12 h 541 -0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -8 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 1x10^4
3/25 0.9 2x10^4
3/24 0.5 2x10^4
3/23 0.4 7x10^3
3/22 0.5 5x10^4
3/21 0.3 7x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 3/20 10:05 500km/秒台後半の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 3/21 14:47 太陽風は600km/秒近い高速風が続き、磁気圏の活動も続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2015/ 3/22 12:09 600km/秒台の高速太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 3/23 12:50 高速太陽風は続いています。ムルマンスクより皆既日食の写真をどうぞ。
2015/ 3/24 10:22 500km/秒台の高速太陽風が続いています。
最新のニュース

2015/ 3/25 08:52 更新
太陽の裏側でCMEが起きました。太陽風は550km/秒の高速風が続いています。

担当 篠原

太陽の反対側で、CME(太陽ガスの放出現象)が起きています。
SOHO衛星LASCO C3の動画を掲載します。
太陽全体を囲むように広がる、ハロー型のCMEです。
向こう側に回った2297黒点群で発生したのかもしれません。
15日に発生したCMEと同じような広がり方をしていますが、
今回は反対側の現象なので、地球への影響はありません。


高速の太陽風が続いています。
昨日以降も、速度は550km/秒の状態が続いています。
磁場強度も、5〜6nTと平均的な値です。

高速風は17日に始まったので、8日間続いています。
27日周期の図を見ると、
前周期の速度の高まりは、2月26日に終わっています。
この変化をたどるとすると、
今回もそろそろ速度が下がり始めるかもしれません。

一方、SDO衛星AIA193では、
太陽の南半球側に次のコロナホールが見えています。
4日程度経つと、こちらの影響が始まりそうです。


太陽風磁場の南北成分は、
グラフの前半は北、中盤は南、後半は北と傾向が変化しています。
このため、AE指数のグラフも、
両端は静かで、中央部に活動の高まりが発生しています。
500nTから最大1000nTに達する中規模の変化になっています。

高速風が続いているので、再び磁場が南寄りになれば、
同様のオーロラの活動が期待できます。


太陽は、目立ったフレアの発生はなく、穏やかです。




今日はバンコクにいます。
昨日の夕方に着いたのですが、
それでも蒸し暑く、春から夏へ急に飛び込んだみたいでした。
今日は一日動き回るので、さらに暑そうです。




太陽の反対側で発生したCME。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。