宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:10)
今日、C2.7の小規模フレアが発生しました。
また、M3.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 7 08:35 C2.2
06:05 C2.2
00:48 C2.7
3/ 6 13:13 M3.1
11:35 C3.8
10:18 C2.8
07:45 C1.9
02:58 M1.2
02:04 C3.5
3/ 5 --- ---

黒点  3/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2293 4 α C4
2296 2 β ---
2297 1 α M3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:07 499 -2.1
-2 h 508 -2.2
-4 h 495 +2.7
-6 h 497 -0.3
-8 h 489 +5.2
-10 h 476 -2.0
-12 h 493 +6.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 -11 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
3/ 7 0.3 3x10^2
3/ 6 0.3 3x10^3
3/ 5 0.3 3x10^3
3/ 4 0.2 7x10^3
3/ 3 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 3/ 2 15:07 500km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も活発です。
2015/ 3/ 3 13:03 太陽でM8.2などMクラスフレアが4回発生しています。太陽風は650km/秒の高速風になりました。
2015/ 3/ 4 14:02 高速太陽風は終わりました。フレアの活動は見えなくなりました。2月の黒点数は44.8でした。
2015/ 3/ 5 10:42 太陽は穏やかです。太陽風は再び高速になっています。
2015/ 3/ 6 15:20 太陽の東端でMクラスのフレアが2回発生しました。
最新のニュース

2015/ 3/ 7 15:10 更新
太陽の東端から2297黒点群が現れました。太陽風は500km/秒の高速風が続いています。

担当 篠原

太陽の東端の中規模フレアを起こした領域は、
2297黒点群と番号が付きました。
昨日のM3.0フレアの後にも、
もうひとつM1.5の中規模フレアを起こし、
その後、C2.6、C2.2、C2.2などの小規模フレアを起こしています。
活動はやや落ち着いている様ですが、注目して下さい。

昨日のM3フレアに伴って、CMEが発生しています。
SOHO衛星LASCO C3による動画を掲載します。
太陽から横に向かって噴き出しているので、
地球への影響はないでしょう。


太陽風は、速度が500km/秒に高まった状態が続いています。
一方、磁場強度は、10nTから8nTの間を上下に変化しています。
このため、速度はもう一段高まるかもしれません。
27日周期の図を見ると、前周期はちょうど今頃に、
600km/秒近い速度の高まりが到来しています。

磁場の南北成分は、比較的北寄りに推移していますが、
南に振れる時間帯もあり、
これに対応して磁気圏でもオーロラの活動が発生しています。
AE指数のグラフでは、500nT程度の中規模の変化が、
数回にわたって発生しています。




種子島ロケットコンテストは、今日の講演会で終了です。
こちらは今日も雨で、
小雨の中とはいえ、昨日実施できて良かったです。
参加者200名を超える大会は、とても楽しいものでした。
種子島は明日まで滞在します。
せめて最後は好天になって欲しいものです。



M3.0のフレアに伴って発生した CME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。