宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/12/22 11:57 更新 CMEによる太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が強まっています。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、 22日3時半(世界時21日18時半)に太陽風の乱れが到来し、 速度が350km/秒から430km/秒へ、 磁場強度が10nTから17nTへ、 それぞれ急に高まる変化が観測されています。 磁場の南北成分は、 その前の時間帯からずっと-5nT前後の南向きが続いていましたが、 磁場の強まりによって振れ幅が大きくなり、 -10nTや、-15nTに達する強い南向きも発生しています。 この影響で、磁気圏の活動もより高まっています。 AE指数は、変動の到来後に最大1200nTに達する 大きな変化を記録しています。 最大の変化の後の世界時22日1時頃のオーロラの様子を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 AE指数は500nTと中規模の変化ですが、 活動が強まっている時に目立つ赤色のオーロラが きれいに写っています。 ちょうど新月と空の条件も良く、 極域ではオーロラを楽しんでいるでしょう。 (今日はおまけに冬至も重なっています) 太陽では、2242黒点群のフレアの活動が続き、 C6.7、M1.2、C3.1、C5.2、C5.1、M1.0と、 MクラスやCクラスのフレアが続いています。 黒点群は西の端に近づいていて、 大きいフレアが発生しても、 地球への影響は及びにくくなっています。 また、となりの2241群でも M1.0の中規模フレアが起きていますが、 目立った活動はこれくらいで、 それほど活発ではありません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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