宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/12/21 12:38 更新 太陽風は低速ですが、小さい乱れが到来した様です。 担当 篠原 昨日のX1.8の大規模フレアに伴って発生した CME(太陽ガスの放出現象)の様子を、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。 CMEのガスは、主に太陽から右下に向かって噴出しています。 地球の方向へも向かっているかもしれませんが、 かなり淡く見えていてはっきりしません。 このため、太陽風の乱れが到来しても、 それほど大きくはならないのではないでしょうか。 Xフレアを起こした2242黒点群は、 その後も、C2/3、C2.9、C2.0、C5.6と 小規模フレアを起こしています。 大きい姿も保っていて、引き続き注目して下さい。 太陽風は、350km/秒と低速の穏やかな風が続いています。 先ほど、磁場強度に小さい変化がやって来て、 6nTから8nTに強度が上がっています。 最初のCMEの影響が到来したのかもしれません。 速度や密度には目立った変化はありませんが、 この少し前から、磁場の南北成分が南向きに振れ始め、 現在、-8nTに強まっています。 この変化がしばらく続くと、 磁気圏の活動がある程度活発になるでしょう。 今後の推移に注目して下さい。 また、19日に発生したCMEの乱れが近づいています。 こちらについても注意して下さい。 20日のX1.8の大規模フレアに伴って発生したCMEの様子。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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