宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/12/19 12:49 更新 M6.9の中規模フレアが発生しました。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。 担当 篠原 太陽中央部の2241黒点群で、 今朝、19日6時半(世界時18日21時半)に、 M6.9の中規模フレアが発生しました。 右下の2242黒点群の活動とともに、 SDO衛星AIA131による動画をご覧下さい。 SOHO衛星LASCO C3の写真が揃っていないのですが、 この中規模フレアに伴って、CMEも噴出した様です。 太陽を包む様に広がる、ハロー型のCMEが撮影されています。 明後日、21日くらいから22日にかけて、 太陽風の乱れが到来する可能性があります。 昨日お知らせした2242群のフレアによるCMEとともに、 しばらく太陽風の乱れが続くかもしれません。 GOES衛星のX線グラフは、 たくさんのCクラスフレアでにぎやかです。 引き続きフレアの発生に注意して下さい。 太陽風は、360〜380km/秒とやや低速の状態が続いています。 磁場強度も、7nTと少し高めですが安定しています。 磁気圏も比較的穏やかで、 AE指数は、200〜300nTの小さい変化が 時々発生している程度です。 27日周期の図の前周期の様子からは、 太陽風はこのまま穏やかな状態が続きそうですが、 昨日のCMEによる乱れが、 今夜から明日にかけて地球にやって来そうです。 乱れがやって来て、 磁場が強まリ、大きく南向きに振れると、 オーロラの活動は激しくなります。 ライブカメラとともに、太陽風のデータにも注目してください。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) M6.9の中規模フレアに伴って発生したCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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