宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
今日、C5.3の小規模フレアが発生しました。
また、M1.6の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/16 11:33 C5.3
06:15 C4.5
12/15 10:34 C7.0
07:03 C3.6
06:34 C2.2
05:13 C4.0
04:46 C4.7
04:10 M1.6
03:15 C2.5
12/14 22:30 C2.3
21:52 C1.9
17:25 C8.5
16:55 C3.1
14:48 C2.9
13:01 C8.6
10:48 C2.1
10:16 C3.4

黒点 12/16 (NOAA)
磁場 フレア
2230 6 β ---
2232 2 β ---
2234 1 α ---
2235 5 β ---
2236 4 β ---
2237 1 α C3
2239 10 β C2
2240 1 α ---
2241 7 βγ C9
2242 15 βγδ M2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 446 +0.5
-2 h 450 -0.5
-4 h 479 +1.2
-6 h 480 +1.7
-8 h 503 -4.0
-10 h 485 -1.8
-12 h 463 -1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -30 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -30 -/ -
-12 h -32 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
12/16 0.4 1x10^3
12/15 0.7 3x10^3
12/14 2.5 1x10^3
12/13 0.4 1x10^3
12/12 0.5 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/12/11 12:58 太陽風の速度は440km/秒に下がり、高速風は終わりました。
2014/12/12 13:16 太陽風の速度は450m/秒とやや高めです。太陽は穏やかです。
2014/12/13 13:43 コロナホールの影響で600km/秒の高速太陽風が到来しています。
2014/12/14 14:12 太陽の東端でフレアが活発に発生しています。太陽風の速度は450km/秒に下がっています。
2014/12/15 12:31 M1.6の中規模フレアが発生するなど、2242黒点群でフレアが増えています。
最新のニュース

2014/12/16 12:20 更新
2242黒点群は広がっていますが、フレアは減っています。太陽風はやや高速です。

担当 篠原

太陽の中央部南側の2242黒点群が更に大きくなっています。
この1日間の変化をSDO衛星の拡大写真で紹介します。
黒点群は、同じ形の黒点が上下に2つ並んだような、
面白い姿になっています。

2242群のフレアは、昨日昼のC7.0以降は、
C4.5とC1.3の小規模フレアを起こした程度で、
活動は少なくなっています。

一方、磁場の構造はより複雑になっているそうで、
今後、活動が高まっていくかもしれません。


太陽風は、450km/秒とやや高速の状態で安定しています。
10nTに強まっていた磁場強度も、今日にかけて一段下がり、
現在は5nTと平均的な強さです。

磁気圏の活動は、
AE指数で600〜800nTの中規模の変化が度々発生しています。
グラフの最後の高まりにあたる、
世界時15日21時頃のノルウェー・トロムソのオーロラを
全天カメラの動画で紹介します。

今日は黒点群の動画を掲載しているため、
ファイルサイズの関係でオーロラの動画は短くしています。
この前後にもきれいなオーロラの活動が撮影されています。


これから太陽風は、
コロナホールの影響を受けてより強まるか、
27日前の前周期の様に、次第に弱まっていくか、
今後の変化に注目して下さい。




2242黒点群の変化。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時15日21時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。