宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/12/16 12:20 更新 2242黒点群は広がっていますが、フレアは減っています。太陽風はやや高速です。 担当 篠原 太陽の中央部南側の2242黒点群が更に大きくなっています。 この1日間の変化をSDO衛星の拡大写真で紹介します。 黒点群は、同じ形の黒点が上下に2つ並んだような、 面白い姿になっています。 2242群のフレアは、昨日昼のC7.0以降は、 C4.5とC1.3の小規模フレアを起こした程度で、 活動は少なくなっています。 一方、磁場の構造はより複雑になっているそうで、 今後、活動が高まっていくかもしれません。 太陽風は、450km/秒とやや高速の状態で安定しています。 10nTに強まっていた磁場強度も、今日にかけて一段下がり、 現在は5nTと平均的な強さです。 磁気圏の活動は、 AE指数で600〜800nTの中規模の変化が度々発生しています。 グラフの最後の高まりにあたる、 世界時15日21時頃のノルウェー・トロムソのオーロラを 全天カメラの動画で紹介します。 今日は黒点群の動画を掲載しているため、 ファイルサイズの関係でオーロラの動画は短くしています。 この前後にもきれいなオーロラの活動が撮影されています。 これから太陽風は、 コロナホールの影響を受けてより強まるか、 27日前の前周期の様に、次第に弱まっていくか、 今後の変化に注目して下さい。 2242黒点群の変化。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時15日21時頃のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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