宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/12/15 12:31 更新 M1.6の中規模フレアが発生するなど、2242黒点群でフレアが増えています。 担当 篠原 太陽の東端で活発にフレアを起こしていた黒点群は、 2241黒点群と番号が付きました。 その後は、C2.3の小規模フレアを起こした程度で、 やや落ち着いています。 一方、右隣の新しい黒点群は2242群と番号が付きましたが、 現在はこちらの活動が活発になっています。 14日17時半(世界時14日8時半)のC8.5の小規模フレアから、 C1.5、C2.5と続いて、 今朝、15日4時半(世界時14日19時半)にM1.6の中規模フレアを起こし、 更に、C4.7、C4.0、C2.2、C3.6、C7.0と続いています。 黒点も大きくなっていて、今後の変化に注目して下さい。 太陽風の速度は、 430km/秒まで下がったところで落ち着いています。 磁場強度は5nTから10nTへゆっくりと高まっていて、 これからコロナホールの影響が強まるのかもしれません。 SDO衛星AIA193の写真では、淡くなっていますが、 コロナホールは中央部の少し右側に進んでいます。 太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 振れ幅も-5nTに達するくらいあり、磁気圏の活動を高めています。 AE指数は300〜700nTの変化が連続的に発生しています。 27日周期の図を見ると、 今後しばらくは、前周期に特に変化のない期間でした。 今回はどのように進行するか、 磁場の強まりに続く変化に注目して下さい。 太陽東端の2241群(左)と2242群(右)のフレアの様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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