宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/12/14 14:12 更新 太陽の東端でフレアが活発に発生しています。太陽風の速度は450km/秒に下がっています。 担当 篠原 太陽の東端(左端)に、新しい黒点群が3つ出現しています。 北半球側の端にひとつと、南半球側の端にひとつ、 そして、もうひとつは2237群の左下です。 このうち、南半球側の端から現れた黒点群で 活発にフレアが発生しています。 SDO衛星AIA131による約1日分の動画を掲載します。 小さい領域ですが、 繰り返しフレアの明るい輝きが発生しています。 13日14時(世界時13日5時)にM1.5の中規模フレアを起こし、 13日17時半(世界時13日8時半)にC6.0、 そして、14日13時(世界時14日4時)にC8.6と 大きめの小規模フレアを起こしています。 引き続き活動に注目して下さい。 太陽風は、データ欠損のためグラフの途中が途切れていますが、 昨日のニュース以降、速度は低下を始め、 現在は、450km/秒とやや高速くらいまで下がっています。 磁場強度は、5nTと平均的な値です。 コロナホールの影響は終わりつつある様です。 磁気圏の活動は規模は小さくなったものの、 AE指数で300〜500nT程度の小・中規模の活動は続いています。 続いて、明後日くらいに、 太陽の中心付近に見えるコロナホールの影響が やって来る可能性があります。 27日前は特に変化は見られなかったのですが、 今回はどうなるでしょうか。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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