宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:12)
今日、C8.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/14 13:01 C8.6
10:48 C2.1
10:16 C3.4
12/13 19:48 C3.8
19:03 C4.0
17:37 C6.0
15:56 C2.2
14:54 C5.4
14:13 M1.5
11:43 C2.7
09:03 C2.6
08:01 C2.5
04:24 C2.8
12/12 23:34 C4.0

黒点 12/14 (NOAA)
磁場 フレア
2227 1 α C5
2230 21 βγ C1
2232 9 β ---
2234 9 β C4
2235 1 α C2
2236 3 β C3
2237 7 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:07 450 -2.3
-2 h 458 -3.2
-4 h 455 -0.6
-6 h - -
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -23 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.9 6x10^2
12/14 1.3 1x10^3
12/13 0.4 1x10^3
12/12 0.5 7x10^3
12/11 0.3 5x10^3
12/10 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/12/ 9 11:23 太陽風の速度は再び700km/秒に高まりました。磁気圏の活動も活発です。
2014/12/10 11:30 500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏もある程度活発です。
2014/12/11 12:58 太陽風の速度は440km/秒に下がり、高速風は終わりました。
2014/12/12 13:16 太陽風の速度は450m/秒とやや高めです。太陽は穏やかです。
2014/12/13 13:43 コロナホールの影響で600km/秒の高速太陽風が到来しています。
最新のニュース

2014/12/14 14:12 更新
太陽の東端でフレアが活発に発生しています。太陽風の速度は450km/秒に下がっています。

担当 篠原

太陽の東端(左端)に、新しい黒点群が3つ出現しています。
北半球側の端にひとつと、南半球側の端にひとつ、
そして、もうひとつは2237群の左下です。

このうち、南半球側の端から現れた黒点群で
活発にフレアが発生しています。
SDO衛星AIA131による約1日分の動画を掲載します。

小さい領域ですが、
繰り返しフレアの明るい輝きが発生しています。
13日14時(世界時13日5時)にM1.5の中規模フレアを起こし、
13日17時半(世界時13日8時半)にC6.0、
そして、14日13時(世界時14日4時)にC8.6と
大きめの小規模フレアを起こしています。

引き続き活動に注目して下さい。


太陽風は、データ欠損のためグラフの途中が途切れていますが、
昨日のニュース以降、速度は低下を始め、
現在は、450km/秒とやや高速くらいまで下がっています。
磁場強度は、5nTと平均的な値です。

コロナホールの影響は終わりつつある様です。

磁気圏の活動は規模は小さくなったものの、
AE指数で300〜500nT程度の小・中規模の活動は続いています。

続いて、明後日くらいに、
太陽の中心付近に見えるコロナホールの影響が
やって来る可能性があります。
27日前は特に変化は見られなかったのですが、
今回はどうなるでしょうか。



東端の南側から現れた黒点群で、フレアが活発に起きています。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。