宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:41)
昨日、M6.1の中規模フレアが、一昨日もM1.3の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 6 --- ---
12/ 5 20:33 M1.5
19:15 C1.6
14:52 C1.8
14:28 C2.1
04:37 M1.3
02:56 M6.1
12/ 4 17:42 C5.4
17:00 M1.3

黒点 12/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2217 3 β ---
2218 1 α ---
2221 6 β ---
2222 32 βγ M6
2225 7 β ---
2226 4 β C2
2227 1 α ---
2228 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:37 436 -0.4
-2 h 453 -1.8
-4 h 456 +0.5
-6 h 443 +0.8
-8 h 450 +0.1
-10 h 463 -2.9
-12 h 453 -2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -18 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
12/ 6 0.3 3x10^2
12/ 5 0.4 2x10^2
12/ 4 0.6 3x10^2
12/ 3 0.3 3x10^2
12/ 2 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/12/ 1 12:12 フレアの発生は弱まっています。太陽風磁場の強まりは続いています。
2014/12/ 2 12:04 太陽風は600km/秒の高速風に変わっています。
2014/12/ 3 10:57 太陽風は平均的な速度に戻っています。2222黒点群でCクラスフレアが続いています。
2014/12/ 4 13:26 太陽風の速度が再び500km/秒近くに上がっています。
2014/12/ 5 12:18 2222黒点群でM6.1など中規模フレアが3回起きました。11月の黒点数は70.1でした。
最新のニュース

2014/12/ 6 08:41 更新
M1.5の中規模フレアが発生しました。コロナホールの影響が始まりそうです。

担当 篠原

2222黒点群では、フレアの発生が続いています。
昨夜、5日20時半(世界時5日11時半)に
M1.5の中規模フレアを起こし、
その前後に、C1台のフレアを
5回起こしています。

一方、2222群の活動が更に強まる様子はなく、
現状程度に留まりそうです。


太陽風は、480km/秒から少し速度を落として440km/秒です。
やや高速の状態は続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な強度に戻っています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球のコロナホールは、西側(右側)に進み、
地球への影響が強まる目安の位置に近づいています。
今後、より影響が強まる様だと、
速度は再び上昇するでしょう。

磁場の南北成分は、
0nTを挟んで、南北に小さく変化しています。
このため、磁気圏では、
激しくはないものの変動が起こりやすくなっていて、
AE指数は、500nT前後の変化が3回ほど記録されています。

今後、コロナホールの影響がどの程度になるか注目しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。