宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/12/ 5 12:18 更新 2222黒点群でM6.1など中規模フレアが3回起きました。11月の黒点数は70.1でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより、 2014年11月の黒点総対数は 70.1 と発表されました。 10月の 60.6 より少し上がりましたが、 長期的に見ると、この1年ほどの低下傾向に沿った変化です。 太陽活動は、ゆっくりと極小期へ向かっています。 静かになりかけていた2222黒点群で、 Mクラスの中規模フレアが3回発生しました。 昨日の夕方、4日17時(世界時4日8時)にM1.3、 今日未明、5日3時(世界時4位置18時)に最大のM6.1、 その直後、5日4時半(世界時4位置19時半)にM1.3です。 M6.1フレアの様子を、 SDO衛星AIA193と131の動画で紹介します。 太陽の南西部(右下)で、激しい爆発が発生しています この動画では、 AIA193(茶色の写真)の南半球にも注目して下さい。 コロナホールがぽっかりと広がっている様子が 立体的に感じられます。 SOHO衛星のLASCOカメラによると、 目立ったCMEの噴出は起きていないようです。 2222黒点群は、 その後はC1.1の小さいフレアを起こした程度です。 どの様な活動度なのか、引き続き注目して下さい。 太陽風は、480〜500km/秒と高速の風が続いています。 磁場強度は、10nTから7nTに少し下がっています。 磁場の南北成分は、やや北寄りに推移していますが、 グラフの後半で南に振れることも多くなり、 AE指数は、小規模の変化が時々発生しています。 SDO衛星AIA193のコロナ写真で見られる様に、 南半球のコロナホールの影響は、更に強まりそうです。 太陽風は、来週にかけて高速状態が続きそうです。 太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 2222黒点群で発生した、M6.1の中規模フレア。SDO衛星AIA193、131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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