宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
昨日、C6.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 4 --- ---
12/ 3 22:22 C3.8
21:56 C2.7
18:10 C3.1
11:31 C2.4
09:58 C2.5
07:23 C3.0
06:13 C2.7
05:28 C2.4
02:17 C3.8
00:38 C6.5
12/ 2 22:37 C4.1
16:57 C5.2

黒点 12/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2217 9 βγ C5
2218 1 α ---
2221 9 β ---
2222 22 βγ C7
2225 3 β ---
2226 13 β C1
2227 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 471 +1.0
-2 h 470 +1.4
-4 h 459 -0.1
-6 h 485 +1.8
-8 h 480 +5.4
-10 h 484 +0.8
-12 h 444 +3.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
12/ 4 0.4 3x10^2
12/ 3 0.3 3x10^2
12/ 2 0.4 3x10^2
12/ 1 0.4 5x10^2
11/30 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/11/29 13:41 太陽風磁場は強まっていますが、磁気圏は静穏です。Cクラスのフレアが続いています。
2014/11/30 13:51 フィラメント噴出により弱いCMEが発生しています。磁気圏は静穏です。
2014/12/ 1 12:12 フレアの発生は弱まっています。太陽風磁場の強まりは続いています。
2014/12/ 2 12:04 太陽風は600km/秒の高速風に変わっています。
2014/12/ 3 10:57 太陽風は平均的な速度に戻っています。2222黒点群でCクラスフレアが続いています。
最新のニュース

2014/12/ 4 13:26 更新
太陽風の速度が再び500km/秒近くに上がっています。

担当 篠原

太陽風は、再び、磁場強度と速度が高まっています。
昨夜から、磁場強度は10nTに上がり、
今日に入った頃から、速度は480km/秒に上がっています。

SDO衛星AIA193の太陽の
南半球に見えるコロナホールの影響が
強まっているのかもしれません。
その場合、コロナホールの広がり方から、
今後、更に太陽風は強まりそうです。

太陽風磁場の南北成分は、
北寄りの状態から、現在は0nT付近で小さく変化しています。
磁気圏の活動は小さく、
AE指数は弱い変化が1度起きている程度です。

27日周期の図によると、
太陽風磁場は、このまま北寄りの傾向が続く可能性があります。
その場合は、磁気圏の活動は比較的弱い規模に留まりそうです。


太陽は、2222黒点群でCクラスの小規模フレアが続いています。
規模はC1〜3と小さく、強まる様子は見られません。

太陽の活動は穏やかになっていきそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。