宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/11/18 11:55 更新 2209群のフレア活動は弱まっています。太陽風はやや高速です。 担当 篠原 2209黒点群は、 昨日お知らせしたM5.7フレア以降、 C1〜2の小さいフレアを3回起こした程度で、 フレア活動が弱まっています。 このまま静かになるのか、一休みして再び高まるのか、 しばらく注目して下さい。 X線のグラフでは、 17日18時(世界時17日9時)に C6.5の小規模フレアが発生しています。 発生地点は、西の端に没した2205黒点群です。 太陽風は、 450km/秒に下がった速度が480km/秒にまた少し上がり、 やや高速の状態が続いています。 磁場強度は5nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、グラフの中央で南寄りになり、 この影響で、AE指数は500〜800nTの中規模の変化が 3回発生しています。 現在の太陽風磁場は、 0nTをはさんで南北に小さく振れています。 磁気圏の活動は、規模は小さくなりそうですが、 ある程度高まった状態が続くかもしれません。 SDO衛星AIA193を見ると、 北半球のコロナホールは、 太陽の西の端に近づいています。 影響は次第に弱まって、 太陽風は低速の風に変わっていくでしょう。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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