宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/11/16 10:49 更新 2209黒点群で中規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。 担当 篠原 2209黒点群で、昨夜、15日21時(世界時15日12時)にM3.2、 今朝、16日5時半(世界時15日20時半)にM3.7と、 2つの中規模フレアが発生しました。 2209黒点群の活動度が上がっている様です。 NOAAの黒点群情報では、 磁場構造もより複雑になっていて、 更に大きなフレアの可能性もある様です。 引き続き注目して下さい。 太陽風は、速度が500km/秒台から600km/秒台へ 上がろうとしています。 ACEのグラフの最後は、600〜650km/秒に達しています。 磁場強度はやや強まったままで、 6nTから9nTの間を変化しています。 27日周期の図の前周期で、 速度が上がり始めたのは10月20日頃で、 一周期後はちょうど今日辺りに相当します。 SDO衛星AIA193のコロナ写真でも、 北半球のコロナホールは西側に半分ほど進んでいて、 影響が強まる目安の位置に達しています。 太陽風の速度はもう一段上昇するかもしれません。 セクターの切り替わり以降、 磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続けています。 このため、磁気圏の活動度も高まっていて、 AE指数は500nT前後の小中規模の変化が 繰り返し発生しています。 極域ではオーロラがきれいに見えているのではないでしょうか。 高速風は、これから3日くらい続きそうです。 北極域のライブカメラで観望するチャンスだと思います。 2209黒点群で発生した、M3.2、M3.7フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2209黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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