宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:25)
今日、C6.3の小規模フレアが発生しました。
また、M2.3の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/12 02:15 C6.3
11/11 20:15 C6.7
16:57 C2.4
15:31 C3.1
13:22 C3.4
08:54 C5.4
08:26 C3.6
00:02 C1.9
11/10 21:14 C5.0
19:17 C2.1
11:11 C7.6
07:49 C2.2
06:55 C3.3
00:23 M2.3

黒点 11/12 (NOAA)
磁場 フレア
2205 28 βγδ M2
2207 1 α ---
2208 11 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 540 +2.2
-2 h 516 +6.9
-4 h 502 -5.2
-6 h 498 +3.6
-8 h 471 +6.3
-10 h 455 +3.9
-12 h 470 +5.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -18 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^0
11/12 0.2 1x10^1
11/11 0.5 2x10^1
11/10 0.4 8x10^1
11/ 9 0.3 6x10^1
11/ 8 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/11/ 7 12:29 2205黒点群でMクラスフレアが2回発生しています。
2014/11/ 8 11:20 2205黒点群でX1.6の大規模フレアが発生しました。CMEも発生しています。
2014/11/ 9 12:45 2205黒点群の活動はやや落ち着いています。太陽風は平均的な状態です。
2014/11/10 12:21 太陽風磁場の強まりが到来しています。2205黒点群のフレア活動も続いています。
2014/11/11 11:54 太陽風磁場の強まりは、下がりかけています。2205黒点群はCフレアが続いています。
最新のニュース

2014/11/12 11:25 更新
2205黒点群は縮小しつつあります。太陽風は再び高速風になっています。

担当 篠原

2205黒点群は、小さくなり始めています。

フレアの活動も、
C3.1、C2.3、C6.7、C6.3と
小規模フレアが4回起きていますが、
先週までの活動と比べると、だいぶ落ち着いています。


太陽風は、今日に入った頃から、
磁場強度は10nT、速度も500km/秒と、
それぞれ少し高まっています。

12日11時(世界時12日2時)頃からは、
速度は570km/秒へ更に高まる変化も見えています。

SDO衛星AIA193のコロナ写真で、
太陽の南西部(右下)に見えているコロナホールの影響が
続いているのかもしれません。
その場合、既に遠ざかりつつあるので、
今後は影響が弱まっていく傾向だと思います。

磁場の南北成分は、北寄りが続いています。
ACEのグラフの後半に南に振れる変化がありますが、
これにより、AE指数のグラフも、
中盤までは静かでしたが、
最後に700nTの中規模の変化が起きています。

磁場の北寄りの傾向がこのまま続くと、
磁気圏の活動もあまり高まらずに推移するでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。