宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/10/27 13:47 更新 2192群でX2.0の大規模フレアが発生しました。Xフレアは3日連続です。 担当 篠原 昨夜、26日19時(世界時26日10時)に、 2192黒点群でX2.0の大規模フレアが発生しました。 世界時で見ると、25日にX1.0、24日にX3.1と3日連続で、 更にさかのぼると、22日にX1.6、19日にX1.1など、 2192群がこちら側に現れて、5回目のXフレアです。 (2192群は、太陽の向こう側でも活発に活動していました) フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 激しいフレアの後も、小刻みにフレアの輝きが発生しています。 これは、M1.0、M4.2、M1.9、M2.4、M7.1、M1.0と、 次々に発生したMクラスフレアなどの様子です。 SDO衛星による2192黒点群の拡大写真を掲載します。 黒点群はまだ大きな姿を保っています。 NOAA/SWPCによるXフレアの発生確率は、 55%と昨日の値よりも高くなっていて、 引き続き注目して下さい。 太陽風は、昨日のニュースの後、 磁場強度が少し高まって、7〜8nTとやや強めです。 速度は、370km/秒とやや低速でしたが、 今朝くらいからゆっくりと増加して、 現在、450km/秒とやや高まっています。 現時点では、変化としては小幅です。 速度の変化が更に強まるのか、注目して下さい。 磁気圏は、活発な状態が続いています AE指数のグラフは、 前半を中心に500nT前後の変化が続いています。 太陽風磁場の南北成分は、 南や北に振れ続けているので、 今後もある程度活発なオーロラの活動が発生しそうです。 2192黒点群で発生したX2.0大規模フレアとその後の活発なフレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による、2192黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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