宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:47)
今日、C5.9の小規模フレアが発生しました。
また、X1.6の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/24 04:11 C3.3
02:45 C5.9
00:20 C4.6
10/23 18:44 M1.1
13:16 C3.7
06:02 C6.5
03:00 C9.5
02:30 C5.5
01:53 C5.8
00:51 M1.4
10/22 23:02 X1.6
21:00 C3.2
18:06 C4.6
16:38 C3.3
14:00 M2.7
10:15 M8.7
06:55 C3.4
05:09 C6.6
03:53 C4.0

黒点 10/24 (NOAA)
磁場 フレア
2187 1 α ---
2192 58 βγδ X2
2193 8 βγ ---
2194 2 β ---
2195 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:36 449 +3.2
-2 h 420 -2.5
-4 h 413 +0.5
-6 h 414 -1.1
-8 h 426 -3.8
-10 h 445 -1.3
-12 h 421 -1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -16 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
10/24 0.4 2x10^4
10/23 0.5 3x10^4
10/22 0.4 1x10^4
10/21 0.5 1x10^3
10/20 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/10/19 10:46 2192黒点群の活動が続いています。磁気圏の活動もやや高まっています。
2014/10/20 11:25 2192黒点群でX1.1の大規模フレアが発生しました。
2014/10/21 12:28 Mクラスのフレアが続いています。太陽風は高速になり、オーロラも強まっています。
2014/10/22 12:05 2192黒点群でM8.7のフレアが発生しました。太陽風は650km/秒の高速風になりました。
2014/10/23 13:45 2192黒点群でX1.6の大規模フレアが発生しました。19日のXフレアのHα写真をどうぞ。
最新のニュース

2014/10/24 10:47 更新
2192黒点群の活動は落ち着いて、フレアは減っています。

担当 篠原

2192黒点群は、太陽の中央部で大きな姿を保っています。
21日からの3日間の黒点の変化を、
SDO衛星の可視光写真を使って動画にしました。
黒点の形が少しずつ変わっていく様子をご覧下さい。

一方、フレアの活動はやや落ち着いていて、
昨日は、23日19時(世界時23日10時)にM1.1の中規模フレアと、
Cクラスの小規模フレアを4回起こした程度です。
GOES衛星のX線グラフは、
変化の回数も、山の高さも小さくなっています。

このまま活動が弱まっていくのか、
一休みして再び高まるのか、この後も注目して下さい。


太陽風は、440km/秒とやや高めの状態が続いています。
磁場強度は、5nTから後半6nTにやや上がっているくらいです。

磁場の南北成分は、南北に何度も変化していて、
磁気圏の活動をやや活発にしています。
AE指数は500nT前後の変化が、1日にわたって発生しています。
極域ではにぎやかにオーロラが見えているのではないでしょうか。

27日周期の前周期の変化を引き継ぐとすると、
もう4〜5日程度、
磁気圏の活動は高めの状態が続くかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子は、
22日から10000を超えて、強まった状態になっています。
こちらも、この状態がしばらく続く可能性があります。



21日以降の2192黒点群の変化。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による、2192黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。