宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/10/26 14:27 更新 昨日に続いて、2192黒点群でX1.0の大規模フレアが発生しました。 担当 篠原 2192黒点群が再びXクラスの大規模フレアを起こしました。 深夜、26日2時(世界時25日17時)のX1.0です。 SDO衛星AIA131によるフレアの動画を掲載します。 昨日のX3と比べるとやや小さくなっていますが、 激しい輝きが観測されています。 2192群はこの他にも、C9.2、C9.7、C8.4など、 Mクラスに近い規模のCクラスフレアも起こしています。 可視光写真を見ると、 黒点は少しずつ小さくなっているようですが、 引き続き注目して下さい。 太陽風の速度は、380km/秒とやや遅くなっています。 磁場強度は5nTで安定しています。 磁場の南北成分は南北に変化をしていて、 磁気圏の活動も度々発生しています。 AE指数は、500nT前後の中規模の変化が発生しています。 前周期のオーロラ活動の高まりは、 27日周期では明後日に相当する10月1日まで続きました。 今回もそろそろ終わりが近づいているようです。 今日は高専祭2日めの体育祭でした。 あまり忙しくない予定だったのですが、 始まってみると時間がすぐに経ち、 結局この時間の更新になってしまいました。 2192群のXフレアはこの後も発生するのでしょうか。 NOAA/SWPCの予報では、確率を45%としています。 2192黒点群で発生したX1.0の大規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による、2192黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |