宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/10/25 13:28 更新 2192黒点群でX3.1の大規模フレアが発生しました。 担当 篠原 今朝、25日6時(世界時24日21時)に、 2192黒点群でX3.1の大規模フレアが発生しました。 フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 22日のX1.6に続く大規模フレアです。 2192黒点群は、依然大きな姿を保っていますが、 昨日の写真と比べると、黒点が少し小さくなっている様です。 今日もXフレアを起こしていますが、 全体としては弱まり始めているのかもしれません。 SOHO衛星のLASCOカメラでは、 Xフレアに伴うCMEの噴出は特に見られません。 地球への影響は、やって来ても小さそうです。 2192黒点群の活動には、引き続き注目して下さい。 太陽風は、速度は450km/秒から400km/秒に下がり、 磁場強度も5nTと、それぞれ平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、南や北によく変化していて、 磁気圏の活動を強めています。 AE指数は、500nTから、 最大1300nTに達する大きな変化まで記録されています。 極域では活発なオーロラ活動が見られたのではないでしょうか。 27日周期の図では、太陽風はもう数日くらい、 現在の様な状況が続きそうです。 すると、磁気圏もある程度活発な変化が期待できそうです。 今日は鹿児島高専の文化祭です。 朝から部活動の展示の手伝いで忙しくしています。 X3のフレアが発生したにも関わらず、 記事の更新が遅れてしまい申し訳ありません。 個人的には、Hα望遠鏡で観察できないのが残念です。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による、2192黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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