宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:49)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/17 08:50 C1.8
05:37 C2.0
04:08 C2.1
9/16 05:45 C2.3
03:12 C2.2
9/15 11:03 C2.9
09:21 C3.1

黒点  9/17 (NOAA)
磁場 フレア
2157 5 β C3
2158 2 βγ C3
2163 3 β ---
2164 5 β ---
2165 3 β ---
2166 7 βγ C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 385 +2.5
-2 h 380 -2.0
-4 h 397 -3.9
-6 h 397 -0.2
-8 h 382 -0.8
-10 h 376 +1.2
-12 h 368 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^0
9/17 0.4 1x10^1
9/16 0.8 9x10^0
9/15 0.8 8x10^0
9/14 1.6 1x10^1
9/13 126.0 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 9/12 11:34 今朝、CMEによる太陽風の乱れが到来しました。今夜くらいに次の乱れが到来しそうです。
2014/ 9/13 11:39 XフレアのCMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動も高まっています。
2014/ 9/14 15:30 CMEによる太陽風の乱れは弱まりつつあります。磁気圏は穏やかでした。
2014/ 9/15 12:38 太陽風は平均的な状態に戻りつつあります。磁気圏は静穏です。
2014/ 9/16 11:26 太陽風が少し強まっています。磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2014/ 9/17 11:49 更新
太陽風は平均的な状態に戻っています。

担当 篠原

国立極地研究所による、
ノルウェー、トロムソの全天カメラのオーロラの撮影が、
14日より再開されています。
早速、今朝、17日8時(世界時16日23時)頃に、
活発なオーロラが撮影されていたので動画を掲載します。

トロムソはスカンジナビア半島の北端に近く、
北緯70度と北極圏にあります。
これから来年の春まで、様々なオーロラを見せてくれるでしょう。


太陽風は、速度は400km/秒と平均的な状態に戻り、
磁場強度も、7nTから5nTとこちらも落ち着きつつあります。

磁場の南北成分は、昨日から北寄りが続いていましたが、
ACEのグラフの後半に、
-3nTくらいの南向きが4時間ほど続き、
それに対応して、オーロラの活動が高まったのです。

AE指数のグラフは、中盤までは静かでしたが、
終わり頃に、300〜500nTの小規模の変化が発生しています。
トロムソの動画は、この頃のオーロラの様子です。

北極圏の観測が始まる一方、
夏の間お世話になった南極の全天カメラの撮影は、
例年通りなら残り1ヶ月ほどです。


太陽は、中央部や東側などで、
小さい黒点がいくつか現れています。

フレアの活動は、西の端に近づいた2158群で、
C1.4、C2.1、C2.0と小さいCクラスフレアが発生し、
南西の2164群でも、C1.2、C1.3の小さいフレアが起きています。

2158群が没すると、フレアの発生は少なくなりそうです。




ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時16日23時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。