宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2014/ 9/17 11:49 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。 担当 篠原 国立極地研究所による、 ノルウェー、トロムソの全天カメラのオーロラの撮影が、 14日より再開されています。 早速、今朝、17日8時(世界時16日23時)頃に、 活発なオーロラが撮影されていたので動画を掲載します。 トロムソはスカンジナビア半島の北端に近く、 北緯70度と北極圏にあります。 これから来年の春まで、様々なオーロラを見せてくれるでしょう。 太陽風は、速度は400km/秒と平均的な状態に戻り、 磁場強度も、7nTから5nTとこちらも落ち着きつつあります。 磁場の南北成分は、昨日から北寄りが続いていましたが、 ACEのグラフの後半に、 -3nTくらいの南向きが4時間ほど続き、 それに対応して、オーロラの活動が高まったのです。 AE指数のグラフは、中盤までは静かでしたが、 終わり頃に、300〜500nTの小規模の変化が発生しています。 トロムソの動画は、この頃のオーロラの様子です。 北極圏の観測が始まる一方、 夏の間お世話になった南極の全天カメラの撮影は、 例年通りなら残り1ヶ月ほどです。 太陽は、中央部や東側などで、 小さい黒点がいくつか現れています。 フレアの活動は、西の端に近づいた2158群で、 C1.4、C2.1、C2.0と小さいCクラスフレアが発生し、 南西の2164群でも、C1.2、C1.3の小さいフレアが起きています。 2158群が没すると、フレアの発生は少なくなりそうです。 ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時16日23時頃のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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