宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:26)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/16 05:45 C2.3
03:12 C2.2
9/15 11:03 C2.9
09:21 C3.1
9/14 11:03 M1.5

黒点  9/16 (NOAA)
磁場 フレア
2157 5 βγ M2
2158 71 βγ C3
2163 3 β ---
2164 9 βγ ---
2166 7 β C2
2167 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:15 473 +4.3
-2 h 451 +3.8
-4 h 442 +3.2
-6 h 431 +1.6
-8 h 426 +1.2
-10 h 437 +0.8
-12 h 445 +2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 5x10^0
9/16 0.8 9x10^0
9/15 0.8 8x10^0
9/14 1.6 1x10^1
9/13 126.0 7x10^2
9/12 41.5 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 9/11 10:39 X1.6の大規模フレアが発生しました。CMEも地球方向に発生しています。
2014/ 9/12 11:34 今朝、CMEによる太陽風の乱れが到来しました。今夜くらいに次の乱れが到来しそうです。
2014/ 9/13 11:39 XフレアのCMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動も高まっています。
2014/ 9/14 15:30 CMEによる太陽風の乱れは弱まりつつあります。磁気圏は穏やかでした。
2014/ 9/15 12:38 太陽風は平均的な状態に戻りつつあります。磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2014/ 9/16 11:26 更新
太陽風が少し強まっています。磁気圏は静穏です。

担当 篠原

今朝、16日7時(世界時15日21時)頃から、
太陽風が小幅ですがやや強まっています。
磁場強度が、5nTから8nTに上がり、
速度も450km/秒から500km/秒近くに高まっています。

昨日紹介したCMEの影響がやって来たのか、
SDO衛星AIA193の太陽写真の南半球に広がっている
コロナホールの影響が及び始めているのかもしれません。
引き続き、太陽風の変化に注目して下さい。

太陽風磁場の南北成分は、
現在までは北寄りの傾向になっています。
このため、磁気圏の活動は弱く、
AE指数はほとんど変化がありません。

今後、太陽風磁場が南向きに切り替わると、
磁場強度が強まっているため、より大きく南に振れやすくなり、
太陽風の速度も上がっているため、
オーロラの活動はより強まりやすい状況です。


太陽は、昨日のニュース以降は、
2158黒点群でC2.2、2166群でC2.3の
小規模フレアが発生した程度で、
全体として活動は穏やかです。

活発な活動を起こした2157、2158群は
太陽の西の端に没しつつあります。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。